タクラマカン砂漠漂流記

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タクラマカン砂漠漂流記

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  • サイズ B6判/ページ数 238p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784808304553
  • NDC分類 915.6
  • Cコード C0026

内容説明

前人未踏の砂漠をさまよう川へ、ゴムボート2艇で下った男たちの冒険。法大探険隊、西域南道奥地の遺跡へ。日中合同科学探検調査隊のドキュメント。

目次

プロローグ 間一髪の飛行
第1章 出発まで
第2章 第1航下成功
第3章 どこまでつづくオメガ型蛇行
第4章 休養の1日
第5章 底無し川の恐怖と羊の恩返し!?
第6章 遊牧民の集落で
第7章 砂あらしの1夜
第8章 ニヤ・源流両隊のレポート
第9章 航下終了
第10章 オアシスの村で
エピローグ 砂漠に消えゆく川

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

rincororin09

1
漂流…となっているが探検記。昔、教科書に載っていた「さまよえる湖」は今でもすごくロマンを感じるな。最後の最後に川が砂漠に消えるところに出会えたのはなかなか感動的。僕も見てみたい。2019/12/18

ナウラガー_2012

0
水の補給場所/【砂漠の植物】①胡楊:30mにもなるヤナギ科の高木で、羽根の付いた種子は風に乗って飛び、川面を真白にして流れ、流れ着いた岸辺で発芽する②紅柳(タマリスク):1、2mくらいの木の先に紫やピンク色の花を咲かせる。乾燥に強く、塩水を吸っても成長できる。根元が掘ってある場合は、高価な薬草シスタンチエ(肉花蓉、強精剤)の堀り跡③駱駝刺(ラクダ草):事実、この棘のある草をラクダは食べる④磨姑(モーブ)黒褐色のきのこで食用⑤甘草は水辺の至る所に生えており、腹痛に効く薬草2009/11/16

ナウラガー_2012

0
以下、土漠)/ホータンは9割以上がウイグル人/茅台酒は貴州北西部の茅台鎮で作られ、高粱が原料で蒸溜後3年ねかせる/ウーテン(于田)のケリヤ川は”さまよえる川”で、砂漠に消える”末無し川”/スイカの最後の薄緑の部分は砂漠では、汚れた顔を拭くのに良いし、美容効果もある(キュウリ・パックと同じ)/タクラマカン砂漠にはサソリは棲まない/アムダリアとかシルダリアとかの”ダリ”は”川”の意/コンニャクは体の老廃物を取り、砂抜きに一番良い食品/カバクアスアンとは”瓢箪を掛ける場所”の意で砂漠の中央にあり2009/11/16

ナウラガー_2012

0
この地(は海がないから)へのお土産は「貝殻」や「ひとで」などが喜ばれる/タクラマカン砂漠は中国で最大(日本がすっぽり入る大きさ)、世界でもサハラに次ぐ広さで、”一度入ったら出られない=死の海”の意/三ノ輪に”飛不動尊”があり、「飛ぶ=落ちない」ことから、合格祈願のお守りとしても 人気/【砂漠の種類】砂が粗い~細かい順:礫(直径2mm~、礫漠、岩石砂漠ハマダ)、粗砂(2~0.2mm、砂砂漠エルグ)、細砂(0.2mm~0.02mm)、シルト(0.02~0.002mm、土漠、黄土高原)、粘土(0.002mm2009/11/16

梅子

0
タクラマカン砂漠を流れるケリヤ川・ニヤ川の流域や源流、周辺の遺跡を調査する日中合同学術調査隊の記録。同隊は4隊に分かれ、それぞれケリヤ川源流調査隊・ケリヤ川航下(漂流)隊・ケリヤ川下流域調査隊・ニヤ川流域調査隊である。個人的に崑崙山脈を登り詰めるケリヤ川源流調査隊に興味あったが、本書はケリヤ川をゴムボートで航下する漂流隊の記録。ケリヤ川の水が消える地点を捜し求め、作家である著者とワンゲル部員や中国隊の面々が疲労困憊でボートを漕いだり砂嵐に揉まれたりしながら冒険する。他隊の記録も付いて、大満足の面白さ!!2018/10/14

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