出版社内容情報
喧騒の巷から淡路島の丘に畑をつくって移り住んで20年。舟を駆って沖縄渡嘉敷島に渡って10年。病める都会に気づいて気づかぬふりの日本社会の遅ればせながらの自然回帰指向をいちはやく先取りしてきた灰谷健次郎が若者たちに語る「自然とのつきあい方」12のスタンスを全公開。
内容説明
淡路島で11年。渡嘉敷島で2年。自ら船を駆って二つの島を結び、自然なかたちで自然とつきあう、灰谷健次郎。その流儀を語る。
目次
淡路島で十一年、渡嘉敷島で二年あまり
消費的な遊び、生産的な遊び
都市にないもの、沖縄にあるもの
自然を大切にする、自然に大切にされる
文明という自然、そのままという自然
入り口の野菜作り、奥の深い野菜作り
頭の先だけの農業、足音を畑に伝える農業
おいしく食べる、おいしさを食べる〔ほか〕



