出版社内容情報
池田大作が公の場から姿を消して6年になろうとしている。
いくつもの憶測が流れ、毎年のように死亡情報が流されては否定されていく。
真相のほどは不明であるが、確かなことが一つだけある。
この「上御一人」が視界から消えた後、公明党は限りなく自民党に近づき、「自民党公明派」となって集団的自衛権の行使容認、憲法改正への協力に舵を切った。
創価学会・公明党の中で「さらば池田大作」作戦がいつしか粛々と進行していたのであった。
その歩みの跡を辿り、自公政権の、日本社会の将来を占う一冊。
第1章 戦おうではないか! 1
第2章 「消滅」へのステップ 31
第3章 へんなお別れ 97
第4章 ポスト池田大作 115
終章 世襲 157
野田 峯雄[ノダ ミネオ]
1945 年、山梨県生まれ。同志社大学卒のジャーナリスト。
おもな著書に『破壊工作 大韓航空「爆破」事件の真相』(宝島社)、
『疑惑の相続人 田中真紀子』(共著)、『わが池田大作バッシング』、
『周辺事態・日米「新ガイドライン」の虚実』、『「世直し」の真実』、
『「プリンセス・マサコ」の真実』、『「憂国」と「腐敗」(共著)』、
『慎太郎よ!』『「漢検事件」の真実』(以上第三書館)など。
2016 年死去。




