出版社内容情報
「勝ち組」は大資本主義社会の鬼っ子であり、寄生虫に過ぎない。巷間に定着した「勝ち組」という現象。その真の意味と実態を暴くことは、一市井人である著者だからこそなし得る。世の中に山積みするあらゆる問題はすべて「勝ち組」の所業からではないか。本書は、軽妙な筆致で彼らの行く末に警告を発し、現代社会のゆがみを明らかにする。
内容説明
「勝ち組」は大資本主義社会の寄生虫で、彼らの行く末は「滅び」しかない！一庶民だからこそ書けた、「誰も語らなかった」世相の真実。
目次
第１席 「勝ち組」の発生学
第２席 「勝ち組」の考古学
第３席 「勝ち組」の論理学
第４席 「勝ち組」の考現学
第５席 「勝ち組」の社会学
第６席 「勝ち組」の未来学
はね口上 「江戸者」という生き方
著者等紹介
丸山半骨［マルヤマハンコツ］
昭和２５年（１９５０）東京都葛飾区に生まれる。区立立石中学校卒業後、高校を定時制も含め三度中退。職を変転とすること十数回。現在雑誌・書籍の編輯に携わる（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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