知の雑学新書
戦国武将の生命懸け損益計算書―人生の岐路に彼らはどう対処したか

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  • サイズ 新書判/ページ数 203p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784806909460
  • NDC分類 210.47
  • Cコード C0221

内容説明

最大のターニングポイントで、戦国武将たちは己れの生き残りのためにどんな策を弄し、どう行動したか?そして、その結末は?武将50余名の生命懸けの行動に見る人生サバイバルのヒントと処世の教訓集。

目次

第1章 個性必ずしも是々ならず(強い保守性から脱皮できなかった上杉謙信;部下の台頭を読み切れなかった武田信虎 ほか)
第2章 使いこなすは将の器量(主君が超ワンマンだったればこその秀吉の昇運;信長一人に翻弄された“悪党”松永久秀 ほか)
第3章 私には私の生き方がある(勝海舟が認めた山中鹿介の不撓不屈の精神;兄・信玄の身代わりとなって壮烈戦死した武田信繁 ほか)
第4章 戦術・戦略なくして勝利なし(執拗な攻めで美濃を根負けさせた信長の超長期戦法;人も技術も鉄砲も“道具”としかみていなかった信長 ほか)
第5章 生き残りに奇策なし(主君の選択を誤まった乱世の実力者・鹿島源五;「分限に応じた人材」育成に腐心した徳川家康 ほか)

著者等紹介

加来耕三[カクコウゾウ]
1958年、大阪市に生まれる。奈良大学文学部史学科を卒業後、学究生活を経て、歴史家、作家として独自の史観にもとづく著作活動を行なっている。「歴史研究」編集委員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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