世界がキューバの高学力に注目するわけ

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世界がキューバの高学力に注目するわけ

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  • サイズ B6判/ページ数 339p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784806713746
  • NDC分類 372.591
  • Cコード C0036

内容説明

フィンランドとならぶ頭抜けた高学力、フリーターも心配無用―いま世界で注目を浴びる「格差なき教育大国」キューバの革命的教育法の謎を解く。

目次

プロローグ キューバへの誘い
1 高学力の謎を解く(生徒全員が学力を身に付ける―声に出して読むスペイン語;先進国に匹敵する少人数教室が育む学力 ほか)
2 脱貧困社会を目指して誕生した教育制度(革命以前のキューバの教育;進む革命後の教育改革 ほか)
3 財政危機の中でもさらに充実した教育制度(保育園からコミュニティへ―キューバの乳幼児教育;キューバの教育を支える先生たち ほか)
4 脱ワーキングプア社会を求めて(社会とつながる総合教育;格差なき公正な競争社会を求めて ほか)

著者等紹介

吉田太郎[ヨシダタロウ]
1961年東京生まれ。筑波大学自然学類卒。同学大学院地球科学研究科中退。東京都を経て、現在、長野県農業大学校勤務(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

壱萬弐仟縁

28
貧乏人の子どもは低学力のまま。人間は教養があってこそ自由になれる(2頁)。貧しくとも格差が小さければ成績は伸びる(24頁)。教科書新調できずに使い古しを後世大事に下級生に譲る(33頁)。二宮尊徳の推譲ではないが、ものを大事に使う精神にもつながるよい教育実践でもあろう。音読し、ノートに書き写し、議論するとも(34頁~)。小学生の成績は秀、優、良、可、貧の5段階(42頁)。競争でない相互学習で身に付く高学力(57頁~)。日本の大学センター試験廃止の後は、相互学習の成果を問うものになるかどうか? 2015/10/23

kubottar

14
「人間は教養を身につけてこそ自由になれる」いい言葉です。日本のここが悪い、キューバのココがいいと比べることはナンセンスですが、もうちょっと教養について考えるべきだと思いました。2014/09/06

ma

10
教育に重点を置いた政策、素晴らしいと思います。学力があると未来が開けるし、勉強をする機会が無かった働いている人も勉強できるのもすばらい。みんなを置いて行かない体制、素晴らしい。先生を確保する政策も素晴らしい。これを見るとキューバで教育を受けたいと思ってしまいます。2020/04/02

Masakazu Fujino

8
4月にキューバ🇨🇺に行って、小学校・中学校・高校を訪問した。その時先生や生徒たちとも話し、授業も見学したが、その時感じた「熱」の秘密を改めて確認できる本であった。ホセ・マルティの言葉「教育されることが自由になるただ唯一の方法だ」このマルティの理想は、革命後の誰もが受けられる無料で質の高い公共教育制度の確立無くしては実現できなかった。革命政府は、100万人の非識字者と平均すれば小学校三年以下の教育水準しか受けていない国民の教育水準を向上させることに全力を挙げ、61年6月に全教育費無料国営化法が成立。2019/05/29

takeapple

3
キューバが、教育に関してフィンランドとともに世界的に注目されているということがまず驚く、ソ連崩壊後、食料生産もままならずに都市農業を始めた国じゃないの?という認識であったが、納得、革命の志が教育行政の場面にも生きている。へき地でも学校を無くさないことや、失敗しても別の道があること、予算を多く取ること、教員養成に現場を重視していること、実際的な成人教育などが特徴。日本の教育格差をめぐる問題は、国民が真摯に受け止め、全員で学ぶことの素晴らしさと大変さを再認識しない限り、何も変わらないのだろう。 2010/08/20

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