日本経済の真相―「経済ニュース」はウソをつく!

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  • サイズ B6判/ページ数 191p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784806143000
  • NDC分類 332.107
  • Cコード C2033

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内容説明

「真実の97%」が隠されている。復興のためには増税しかない。負債1000兆円、財政は破綻寸前。日本国債がデフォルトになり暴落。全部、ウソ。

目次

1 円高、デフレ、不況、電力、企業不正…これが日本経済の真相だ!
2 TPP、ユーロ危機、QE3、中国バブル…これが世界経済の真相だ!
3 財政赤字、国債暴落、復興増税、格付け…これが国家財政の真相だ!
4 年金、税制、雇用、空洞化、格差…これが社会保障の真相だ!
5 公務員改革、大阪都構想、地方分権、失言報道…これが日本政治と報道の真相だ!
総論 2012年以降をどう生きるか?

著者等紹介

高橋洋一[タカハシヨウイチ]
株式会社政策工房代表取締役会長、嘉悦大学教授。1955年、東京都生まれ。東京大学理学部数学科・経済学部経済学科卒業。博士(政策研究)。1980年、大蔵省(現・財務省)入省。理財局資金企画室長、プリンストン大学客員研究員、内閣府参事(経済財政諮問会議特命室)、総務大臣補佐官、内閣参事官(総理補佐官補)などを歴任。2007年に財務省が隠す国民の富「霞ケ関埋蔵金」を公表し、一躍、脚光を浴びる。2008年、退官。現在は、大学で教鞭をとるほか、国・地方自治体・政党など政策関係者向けの政策コンサルティング、民間企業・非営利団体向けのサポートを行なっている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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Willie the Wildcat

22
経済施策の本質と課題。数字を含めた客観性と透明性。特に特殊法人、独立行政法人や年金など。日本国のBSも興味深い。一方、若干マクロすぎたため各論で腹に落ちない点も多々・・・。資産を考慮した財政赤字「-350兆円」を、他先進国と比較する意味。税への透明性と監査性の議論が欠け、復興増税という手段の提言。紙面の都合上もあるとは思うが、著者主張の背景をもう少し知りたかった。2013/08/20

謙信公

18
渦中の〝さざ波〟の人。毎度痛快な高橋節。財務省の不安を煽る巧妙な言い回しに乗っかるマスコミ、踊らされる国民。日本経済の低迷は、政府・日銀の無策が原因。日銀がお金を刷ると世の中のお金の量が増え、経済活動が活発になる。インフレ懸念はあるが、今はデフレ。野田元総理への「財務省の話をあんなに聞くのだから、いいブレーンがいればすごくいい政策をすると思う」に苦笑。様々な情報を分析し、自分で考え、先を読む楽しみを持つと充実した生活を送れる。「これから起こるであろう」4つ。結構当たっていたが、当たらなくても楽しいようだ。2021/05/14

まめタンク

10
日本経済の真相というタイトル。連想される複数のワードから想像できる内容。確かに、日本が今抱えている問題「財政難」「円高」「不況」について衝撃的で的確な指摘がある。日銀が円を刷れば円高は抑えられる。こう言葉にするのは簡単だが、それ自体、専門書が何冊も書ける内容がさらっと紹介されている。この本を読んで経済や社会を知ったかぶりするのは危険だ。この本を踏み台に新しい分野に挑戦してみる。そのきっかけとしては最適な1冊だろう。とても読みやすい、内容も分かりやすい。日本の未来かそこにはあるなら…。2012/03/31

toto99

7
①先日“消費増税について、複数案を検証”というニュースがありました。某経済新聞は「先送りは論外!〜」という言い方。そんなに増税したいの?誰の味方なの?(ー ー;) 理由がわかりました!(^-^)/ ②不況の原因は、突き詰めれば“円高”、日銀の責任感のなさ(-。-; ③印象に残った言葉は「本当に相手が求める時にしか、価値を認めさせることはできない」2013/08/06

tunehiro

7
著者も述べてる通り、何事も複眼的な視点で物事を良く見て”考え”なければいけない。そういう意味では本書ですら例外でなく、よく吟味すべきなのだろう。結局は自分自身の情報分析力を磨くしかない。2012/04/01

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