感想・レビュー
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あや
20
1991年刊。著者24歳の歌集である。私が24歳の時の詠んでいた歌と比較したらなんという完成度であろう。山田富士郎さんの帯文が良い。巻末のエッセイも面白い。 愛妻家の古学者が来てこのゆふべよくも出鱈目が書けるな、といふ／ゆふぐれの萬年筆は汝れが掌に細き光を突き射してゐむ／かもめどり影が私をよぎりたる嬉しびながら詩をふたつ書く／枯れやすき花花かかへ水晶の海岸在れよあれよと思ふ／すきとほる身を持つ魚を吾に教ふ水晶や詩や氷のうへに2024/11/20
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- 和書
- 訓読明月記 〈第１巻〉
