現代アジア叢書
植民地台湾の日本女性生活史 昭和篇〈上〉

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  • サイズ A5判/ページ数 372p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784803803051
  • NDC分類 367.222
  • Cコード C0320

内容説明

本書は、植民地台湾での日本女性の生きざまを媒介に、植民地統治のもつさまざまな側面を行間から余すところなく映し出す近代日本の姿見である。

目次

第1章 大正から昭和へ
第2章 思想弾圧と精神主義の台頭
第3章 未曾有の不況の中で
第4章 影落とす経済恐慌、満州事変
第5章 霧社事件の中の女たち
第6章 軍国主義と皇民化教育
第7章 国際社会から孤立して
第8章 施政四〇周年の頃
第9章 軍拡・国防の時代へ

著者等紹介

竹中信子[タケナカノブコ]
1930年台湾台北市に生まれる。台北州蘇澳郡蘇澳小学校卒業。台北州立蘭陽高等女学校入学。1946年日本へ帰国。福岡県立門司女子高等学校(現門司北高校)卒業。武蔵野音楽大学卒業。現在、会社役員/台湾(女性史)研究/財団法人台湾協会理事/日本台湾学会会員
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