目次
D51形蒸気機関車
EF55形電気機関車
E10形蒸気機関車
キハ01・02・03形レールバス
EH10形電気機関車
オシ16・オシ17形食堂車
キハ81形特急形気動車
クロ151形展望車
DD54形ディーゼル機関車
581・583系特急形電車〔ほか〕
著者等紹介
池口英司[イケグチエイジ]
1956年(昭和31年)、東京都生まれ。日本大学芸術学部卒業。鉄道雑誌の編集者を経て独立。鉄道や鉄道模型、旅行関連など、幅広い分野で活躍を続けるフリーランスのライター・カメラマン(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Tadashi_N
14
時代のニーズと技術の不一致が不幸な結果をもたらすことが多い。2023/06/10
Francis
8
いつも行っている書店にはなくてブックオフにたまたまあったのをその場で購入。面白いです。著者池口さんが日本の鉄道は欧米の鉄道に比べると構造が脆弱である、とどこかで書かれていたのはその通りだと思った。JTBキャンブックスで寺本光照さんが「国鉄JR悲運の車両たち」を出版しているが、寺本さんと池口さんの選んだ車両が相当被っているのも面白い。これらの車両を「悲運」「残念」と言う形容詞で終わらせるのではなく、これらの車両の失敗を反面教師としてより良い車両を作り続ける努力が鉄道関係者に求められるのだろう。2023/09/03
たいそ
5
2017年。「あの車両に、真価を発揮できる舞台が与えられていたら...」DD54やキハ285系は残念感あるが、一方でデゴイチなんかは、リアルタイムでは知らないが、活躍できていたんじゃないかと思っていたが残念だったんですね。失敗例から学ぶ本はいろいろあるが、この本は題材が自分にとって親しみやすくておもしろかった。何が失敗の原因で、失敗は次に活かされたのかなど。失敗するのは仕方ないとして、次に活かせるようにしていきたい。「停滞は衰退を招く」2020/06/06
Teo
2
こう言う標題にした方が手に取られるとの目論見だろうし、実際私もそれに釣られて手に取ったのでそれは成功だと思う。中味は必ずしも惨憺たる残念車輌と言うのではなく、こう言う意図だったのだろうが、そうは行かなかったと言う車輌達。だからそう言う気持ちで読むと良いと思う。製造数が少なくともその先の発展に繋がった車輌ならそれだけを以て残念とは言えまい。2018/02/19
ゆうやけPC
1
続編で、末期色電車の批評がどうなるか読んでみたい2018/06/29