内容説明
日本アルプスをはじめとする、日本を代表する山々に囲まれ、海のない長野は、山国特有の風土、気候、気質を持っている。もちろん、山の自然の恵みは豊富で、訪れる人を楽しませてくれる。一方で、精密機器産業が盛んであるのも長野の特徴である。ところが、長野県民は自県をあまり「長野」とは呼ばず、「信州」という歴史的な呼び名に深い愛着を持つ。それもまた長野の、いや信州の特徴なのだ。
目次
第1章 自慢したい長野県の風土
第2章 自慢したい長野県の経済・企業
第3章 自慢したい長野県の気質・県民性
第4章 自慢したい長野県の特産・グルメ
第5章 自慢したい長野県の名所・旧跡
第6章 自慢したい長野県の人脈・有名人
第7章 自慢したい長野県の文化・スポーツ
第8章 自慢したい長野県の自然環境
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
壱萬参仟縁
14
こてつの本はこれを踏み台にしている可能性がある。2頁構成。78テーマ。長野県のナは1966年、公募で県章選定(36頁)。13世界に知られた岡谷の製糸業(42頁~)。富岡製糸場世界遺産でより注目される岡谷。飯田の水引工芸(52頁~)。水引とは、和紙を縒って紙縒(こよ)りにし、縒りが戻らないよう水糊を引き、乾かして固めたもの。飯田は全国シェア7割。県鳥はらいちょう(58頁)。SBC信越放送は、設立の1952年当初、信濃放送?(62頁)とは知らなかった。 2014/10/21
かつばやし
4
書店でふと気になり手にとった一冊。長野県の風土、経済・企業、気質・県民性、特産・グルメ、名所・旧跡、人脈・有名人、文化・スポーツ、自然環境を8つの章から紹介する。ネタ本の域を出ないが、県外人からしてみれば実に興味深い内容が多かった。行政と自然による分割、というのが長野を語る上で一つのキーワードになる気がする。自分は東信在住だが、中信に行くのは他県に行くような感覚だからだ。それほど長野は色々な意味で広い。県歌「信濃の国」は長野の特徴を歌った実にいい歌だ。自分の出身県についてもきちんと勉強してみたいと思った。2013/10/21
坂城
1
思わず人に話したくなるとタイトルに冠してあるが知ってることばかりで特にそこまで話したくなるようなネタはなかった。ここに書いてあることを全く知らない方が読めば話したくなるかも?長野県の地域分けで大北地域が北信にも中信にも入っているのだが他地域は被っていないのにこれは一体…?2014/04/19
Social innovator
1
78のポイントで当県、長野県を語っています。長野県人であれば知っていてもおかしくないことばかりが簡単に書いてあります。読んでみて深く長野県を探り方は是非の1冊。そして、他県から長野県に住む方も是非長野県を知るのにいい1冊であり、観光にと考える皆さんにも読んで頂き訪問をより楽しむのに使って頂いてもよい1冊。2013/07/15