出版社内容情報
巨人・高橋由伸、阪神・金本知憲の両監督は、それぞれ就任3年目を迎え結果を出さなければならない立場だが、一向に上昇の気配が見えない。阪神は期待の新外国人が大ハズレで低迷、巨人に至っては選手の不祥事続きでシーズン途中にオーナーが辞職するといった体たらくだ。今季も広島に独走を許し、プロ野球をつまらなくしている元凶ともいえる。そんな名門2球団について、球界一の論客である野村克也氏が舌鋒鋭く斬りまくる!
内容説明
巨人・高橋由伸、阪神・金本知憲の両監督は、それぞれ今季で就任3年目を迎えて結果を出さなければならない立場だったが、上昇の気配がまったく見えないまま今シーズンを終えた。巨人は選手の不祥事続きでシーズン途中にオーナーが辞任、10月3日には由伸監督の辞任が発表された。阪神は期待の新外国人が大ハズレのうえ、若手も伸び悩んで最下位に沈んだ。今季も春先から広島が首位を独走し、大差での三連覇を許してしまったが、そんな巨人と阪神こそがプロ野球をつまらなくしている元凶ともいえる。この名門2球団はなぜこんなにも凋落してしまったのか?球界一の論客である野村克也がその核心に迫る!
目次
第1章 高橋由伸監督の采配を検証する
第2章 岡本和真は真の4番になれるか!?
第3章 阪神が甲子園で勝てない理由
第4章 思わずボヤきたくなるプロ野球
第5章 大谷翔平の二刀流には反対
第6章 野球の醍醐味を奪うルールにもの申す
著者等紹介
野村克也[ノムラカツヤ]
1935年、京都府生まれ。54年に京都府立峰山高校を卒業後、南海ホークス(現福岡ソフトバンクホークス)へテスト生として入団。3年目に正捕手に定着し、4年目に初めて本塁打王のタイトルを獲得。65年に戦後初の三冠王になったのをはじめ、MVP5回、首位打者1回、本塁打王9回、打点王7回、ベストナイン19回、ダイヤモンドグラブ賞1回などタイトルを多数獲得。70年からは選手兼任監督となる。その後、「生涯一捕手」を宣言し、ロッテオリオンズ、西武ライオンズに移籍。80年に45歳で現役を引退、解説者となる。89年に野球殿堂入り。90年にヤクルトスワローズの監督に就任し、4度のリーグ優勝、3度の日本一に導く。99年から3年間、阪神タイガースの監督、2002年から社会人野球のシダックス監督、06年から東北楽天イーグルスの監督を歴任。10年に再び解説者となり、現在多方面で活躍中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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