宝島社文庫
廃墟の怖い話

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  • サイズ 文庫判/ページ数 325p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784800284877
  • NDC分類 913.68
  • Cコード C0193

出版社内容情報

その地に、決して足を踏み入れてはいけない──。学校、病院、集合住宅、遊園地……。人々に打ち捨てられ、時代の流れと共に忘れ去られた“廃墟”には、なにかが潜んでいる。「首をはねられた君とすり潰された僕」「鬼ごっこ」ほか、小説投稿サイト「小説家になろう」の約11

内容説明

古びた学校、曰くつきの遊園地、山奥の病院、誰も居なくなった集合住宅。…人々に打ち捨てられ、時代の流れと共に世間から忘れ去られた“廃墟”。そこに足を踏み入れた人間が遭遇するものとは―?Web小説投稿サイト「小説家になろう」のホラージャンル約11,000作品から厳選した『首をはねられた君とすり潰された僕』『鬼ごっこ』ほか、書き下ろしを加えた計7作品を収録。様々な廃墟にまつわるホラー短篇集の決定版!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

のりすけ

26
どれも既視感ありなのですが、それは私ががもう「エエお歳」で且つホラー耐性があるためそう思うだけ。お若い人やホラー初心者には、そこそこ怖いんじゃないでしょうか。価値観の違いによるニンゲンコワイ系『ありがとう』が好みですが、小ネタをこれでもかとぶち込んだ『タクシー運転手のヨシダさん』が一番ホラホラしいのかなぁと思います。ジェットコースターの話は「そういう事件あったよね」でした。2020/07/19

金吾

22
廃墟で言い伝えられている怖い話と思っていましたが、廃墟を舞台とした怖い話でした。視覚ではなく文章から想像力を掻き立て怖い話にもっていくのは難しいのかも知れませんがはまったときは映像よりも怖いと思います。ゾクッとするところもありましたので、夜中に一人きりで読むべきだったと後悔しました。2021/06/08

くろねこ

16
廃墟といえば、大学生時代にバイト仲間とシフト終わりの夜中から心霊スポット巡りに明け暮れていた若かりし頃を思い出す。。お気楽ご陽気な仲間たちだったのでここに出てくるような怪奇現象にはまったく遭遇せずだったけど懐かしく思い出した 。。 テーマのせいかわたしが怪談読みすぎなのか、どれも既視感のある感じが否めなかったのは残念かな? 文章が読みにくいとかは全体通してなくてさらっと読み通せた。。 2018/07/07

D4C

11
全7編が収録されているものの、3篇目を読み終えた所で、続きを読むのを断念。1篇目は胸糞、2篇目は、空気の読めないキャラにイライラし、3篇目はホラーなラノベ。ごめんなさい、読みたいのはそう言うのじゃないんです・・・2018/06/26

栗山いなり

9
廃墟にまつわる怖い話を「小説家になろう」から集めたホラー小説短編集。なろう小説から集めたからかは知らんがどの話も文章に結構癖があったように感じた2023/08/12

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