宝島社文庫<br> 警視庁捜査二課・郷間彩香 ハイブリッド・セオリー

電子版価格
¥693
  • 電書あり

宝島社文庫
警視庁捜査二課・郷間彩香 ハイブリッド・セオリー

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ 文庫判/ページ数 317p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784800265593
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

『このミステリーがすごい! 』大賞受賞&ドラマ化もされた<警視庁捜査二課・郷間彩香>シリーズ新作が、文庫書き下ろしで初登場! 匿名の通報を受けた郷間は関崎区長の汚職疑惑を調べる一方で、かつて関崎が経営していた業平証券金融の、現社長・山田に目をつけて尾行を開始する。浅草署の刑事が追う詐欺グループと山田の不可解な接触。さらには謎の青年と、浅草署の女性巡査の存在が捜査線上に浮上してきて……。不可思議な金の動きに、“電卓女”と呼ばれる郷間の野性の勘が働く。そして隅田川で発見されるホームレスの死体。複雑に絡んだ人間関係と噛み合わない事件の数々――。暗中模索しながらも、郷間は真相へと迫る!

内容説明

捜査二課特殊知能犯罪係主任の郷間彩香は、匿名の通報を受けて墨田区長の汚職疑惑を調べるうち、かつて区長が経営していた金融会社の現社長に目をつけて尾行を開始する。浅草署の刑事が追う詐欺グループや謎の青年が捜査線上に浮上するなか、隅田川でホームレスの死体が発見された。複雑に絡む人間関係と不可解な金の動き―。なかなか噛み合わない事件に“電卓女”こと郷間はどう挑む!?

著者等紹介

梶永正史[カジナガマサシ]
1969年、山口県長門市生まれ。山口県立美祢工業高等学校機械科卒業。現在、コンピューターメーカーに勤務。第12回『このミステリーがすごい!』大賞を受賞し、『警視庁捜査二課・郷間彩香 特命指揮官』(宝島社)にて2014年デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

absinthe

169
プロローグも良い。実は一章ごとにプロローグを読み直していた。こいつ怪しいというのは大体判るが。全貌はさっぱりわからなかった。前2冊よりも字が大きくページも少ないが、事件の謎の組み立ての完成度は高い気がする。しかけはちょっとズルイ気がするが、明かされる陰惨な過去は動機に説得力を与える。悲惨な犯罪者への復習が殺害とは限らないので、こういう話もあってよい。この話、好きかというと難しい。仕掛けは完成されてるとは思うが、懲りすぎた気もする。2019/03/13

papako

73
久々の郷間シリーズでしたが、読み出したら思い出せました。彩香もアラフォー?しっかりリーダーしています。電卓女だったのに、あんまり電卓使わなくなっちゃいましたね。『見渡してカモがいなければ、誰がカモか明らかだ』格言ですね。ハイブリッド・セオリー、確証バイアス、すごく身につまされます。人は見たいように見る。彩香と秋山のやり取りも夫婦漫才の域で、楽しかった。吉田とのやり取りも、微笑ましい。さてどうなるのかしら。あ、エピローグで誤植発見。見つけるとうれしいもんです。2019/03/11

yanae

71
郷間シリーズ三作目!二作目を抜いて読んでしまったけど、特に問題なし。今回も半マロ、電卓女、彩香が活躍します。今回は汚職事件を追います。事件は思わぬ方向に、そして個人的に犯人もビックリ!吉田と彩香の関係は相変わらず(笑)次に期待したいです。お馴染み最後のページの「その後」の彩香と吉田は笑った(笑)安定の面白さなのでとりあえず2を読んで続きを期待!2017/04/11

達ちゃん

61
彩香の心の声、やっさんのはじけぶり、吉田さんのお茶目ぶり、大好きです。エピローグがまたいいですね。2017/05/15

ひめ

53
新刊で出ていたので手に取りました。シリーズものだったのですね。彩香とやっさんの関係が、ほんとに嫌な人だと思っているんだと思いながら読んでいたけどそうでもないような・・・。吉田さんとの関係はどうなってるの?それについて係のみんなは知ってるの?なんで電卓?と気になること満載でしたが、楽しめました。2017/05/07

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/11491398
  • ご注意事項