宝島社新書
阪神タイガースの黄金時代が永遠に来ない理由

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  • サイズ 新書判/ページ数 222p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784800227898
  • NDC分類 783.7
  • Cコード C0275

内容説明

毎年のように優勝候補に挙げられながら、ファンの期待を裏切り続けている阪神タイガース。球界一の論客・野村克也氏が、「タイガースはなぜ常勝軍団になれないのか」について、さまざまな角度から問題点を洗い出しつつ、その理由を語る。本書は、野村氏の独自の視点による、現在進行形の阪神タイガースの分析と提言をまとめた一冊である。

目次

第1章 阪神タイガースに黄金時代は永遠に来ない
第2章 和田・阪神にひそむ問題点
第3章 深刻な絶対的エースの不在
第4章 生き抜きの4番打者育成が急務
第5章 正捕手不在のツケ
第6章 “もしも”が実現していたら、阪神に黄金時代は到来していたか
第7章 阪神タイガース再建への提言

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

nemuro

57
少しずつ進めている本の整理(収納された段ボール箱から本棚への移行とそれに伴う図書館への寄贈、集団回収への搬出)も直近から遡りつつ2009年4月以降の購入本まで完了。そんな中、最近の発掘本。どうやら2014年9月(本書の刊行間もない頃)、大阪駅に隣接のルクア9階「三省堂書店ルクア大阪店」(その後「梅田 蔦屋書店」に)での購入。こんなタイトルだが実にプロ野球愛と阪神愛に溢れた本である。理詰めで阪神の問題点・課題が語られ、舞台裏の暴露もあって面白い。典型的な阪神の選手、宇宙人・新庄剛志も登場。今を思うと愉しい。2022/08/29

再び読書

45
タイトルが悪い。しかし、そこがノムさんらしい。よく読むと阪神に対する思いも端々に感じる。やはり素質のある選手を取って四番とエースを自前で育てる。ここに尽きる。ほっておいても育つ松井の様な打者端々やは少なく、どちらかと言えば、素質に恵まれたピッチャーを取るのが、専決と感じる。また、監督の代わりができるヘッドコーチや、本当の意味でのコーチが必要に感じる。しかし、相変わらず矢野の引退スピーチの星野監督のおかげですと言ったセリフにがっかりしたとは正にノムさんらしい。この辺りの子供っぽさが面白い。桧山の指導者に期待2016/11/25

金吾

25
『阪神タイガースの暗黒時代ふたたび』と同じような内容でした。第6章は面白かったです。2023/04/10

スプリント

15
ノムさんらしくかなり辛口な批評です。理性的な批判と感情的な批判(恨み僻み)が混在しているがノムさんらしいですね。阪神のドラ1が大成しないことや助っ人外人が短命なことなど統計データとともに語られているので説得力があります。2014/12/05

ちろたろう

14
いよいよ明後日からキャンプスタート。一軍、二軍の監督交代は、今後の継続的なチーム改革にどれだけ繋がっていくことか。2016/01/30

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