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出版社内容情報
5夜にわたって語られる百物語。一巻20話収録、進むごとに忍び寄る恐怖の影。百話目に何かが起きる?第4夜は怨みの扉が開きます。5夜にわたって語られるのは、短編5、ショートショート15の計20の怖い話。現代の百物語、第四夜目は、怨み、ねたみ、哀しみ、執着…さまざまな「情」が渦巻く話。そして、語り終われば残り百話まであと20……何が起きる?
日本児童文学者協会[ニホンジドウブンガクシャキョウカイ]
編集
内容説明
今宵の話は、強い念がこもったものばかり。強すぎる思いは、時に、その人を、また周囲をもまきこんでしまう…。ろうそくも、いつしか残り四十本。恐怖の影も、一話、一話大きくなっていく…読書の時間にぴったりの選りすぐりのホラー短編&ショートショート集。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
アルカリオン
12
第61-80話所収。総じてなかなか良い▼62話 かく芙蓉「呪いセミナー」:頭一つ抜けた出来で、クスクス笑いながら感心して読んだ。何らかの賞に値するのではないか▼69話 加藤英津子「子猫を抱いた女の子」:「あなたの知らない世界」的な雰囲気。ガチで怖いエピソードじゃないときのね▼77話 木内南緒「幽霊が見える」:叙述トリックを活用した、ほのぼのホラー。2021/03/01
kuragemaru
1
100物語4巻です。今回は、ホラーと思わせておいて、実はハートウォミングという話が多かったように思います。タイトルの「怨み」と言うより、カバー返しにある「強い念」「強すぎる思い」という言葉が相応しく、怖さや悲しみはあるものの、情を感じさせる物語が幾つもありました。『5分ごとに開く恐怖のとびら』シリーズの4巻です。2018/11/07