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出版社内容情報
5夜にわたって語られる百物語。一巻20話収録、進むごとに忍び寄る恐怖の影。百話目に何かが起きる?第1夜は絶叫の扉がひらきます5夜にわたって語られるのは、短編5、ショートショート15の計20の怖い話1話ごとに忍び寄り、20話ごとに扉をあけて更に近づく恐怖の影。百話目に何かが起きる? 現代の百物語、第1夜は絶叫の扉がひらきます。
日本児童文学者協会[ニホンジドウブンガクシャキョウカイ]
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内容説明
1話おわるごとに消されるろうそく…ひらく恐怖のとびら…選りすぐりのホラー短編&ショートショート集。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
アルカリオン
12
いかにも児童書的な装丁の「平成うわさの怪談シリーズ」と一緒に小2の息子が借りてきた。「平成~」は気に入っているが、こちらは「文字が多すぎる!」と言ってリタイヤしてしまった。両方読んでみたが、内容的にはこちらの方がひねりがなく、子ども向け(子ども騙し?)かなと思った。20人が一話ずつ書いているが、さりげなく阿刀田高氏が含まれている!!2021/02/24
あられ
9
図書館で出会った本。児童書だから怖くないかな、と思いつつ。。。いえ、なかなか怖い。あなどれません。絶叫したくなる物語でした。短いのに、ぎゃあぎゃあ叫びたくなる。最近は、小学生もスマホ持ってるのか、塾で遅くなるのか、夜10時とか寝る時間じゃないか、など現代事情も教えられつつ。ちょっとお説教っぽい話もあったけど、機会があれば、続編も読みたい。20話の筆者のうち、名前を知っているのは、阿刀田高氏のみでした。←偏っているなぁ。。。2018/12/08
ねこ
7
20人の作家による20の怖いおはなしが入っています。全5巻のシリーズで、全部で百話に。子どもはちびるかもしれません。じつはわたくし、子ども頃に、火葬場で棺桶に火がついたとたん目覚めるというマンガを読み、トラウマになりました。いまでも、どこかにあのときの恐怖があるかも。2018/08/19
ぎんしょきしょき
3
小学校中学年位から読める内容だが、容赦なく突き落とす話しが多く、子ども向けでもこんなに怖くていいんだと思った。短編集なので読み飽きない。中1長女と小5次女が食い入るように読んでいた。大人が読んでも十分面白い。2018/07/25
kuragemaru
3
順番が逆になったが「〇〇のとびら」シリーズ1巻。これは……後味の悪い話がギッシリ。ホラーは好きな方だが、それは長編ホラーに限るのかもと思った。掌編やショートショートの場合「のっぺらぼう」的ぶった切りが多く、主人公に救いのないまま終わる作品の何と多いことか。怖くても、辛くても、最後に救われる話が良いなあ。すっかり斜めになって読み進め、「この子もどうせ不幸に終わるんでしょ」と思っていたら、ハートフルな一編があって、涙。そしてわかった。私はホラーは好きだが、不幸な話は好きではないと。2018/07/23