サルトル、世界をつかむ言葉

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B6判/ページ数 208,/高さ 19cm
  • 商品コード 9784798701400
  • NDC分類 135.5
  • Cコード C1010

出版社内容情報

著作や人生からエッセンスとなる言葉を解説し、クスリと笑えるイラストとともに、輝き続けるサルトルの魅力に迫る。制御不能な科学技術や、偏ったナショナリズム、人間自身への不信が高まる現在の困難に立ち向かう言葉の力。

1. 知の万能人の仕事
2. 私とは誰か
3. 存在とは何か
4. 他者の顔
5. 世界へ
6. 書くこと、そして人生

【著者紹介】
渡部佳延(わたべ よしのぶ)
1948年、東京生まれ。早稲田大学第一文学部人文学科卒業。1972年、講談社に入社。『英文日本大百科事典(Encyclopedia of Japan)』全9巻の編集に携わり、「講談社現代新書」編集部を経て、「選書メチエ」編集長、「講談社学術文庫」編集長を歴任、2003年退社。現在、昭和薬科大学・神奈川大学非常勤講師。専攻、西洋思想史、20世紀文学。著書に『サルトル 知の帝王の誕生』(筆名・朝西柾、新評論)、『サルトル、存在と自由の思想家』『サルトル、世界をつかむ言葉』(トランスビュー)がある。

内容説明

対人恐怖でナマモノ嫌いの「知の帝王」、でも、制御不能の科学技術や、戦争に向かうナショナリズムを前に、なすすべもなく立ちすくむとき、世界を知り尽くし、変えようとしたサルトルの言葉が、鮮やかによみがえる。

目次

1 知の万能人の仕事(ほらね、君が現象学者だったら―現象学に目覚める;存在はふいにヴェールを剥がれた。―存税はの吐き気 ほか)
2 私とは誰か―サルトルの思考1(われわれは…次第に存在の二つの型、すなわち―「存在」とは二種類しかない;実存は本質に先立つ―人間に本質などない ほか)
3 存在とは何か―サルトルの思考2(あらゆるものが生きているように見えました。―生命への嫌悪;吐き気、私はそれこそが―『嘔吐』の世界 ほか)
4 他者の顔―サルトルの思考3(いかなる瞬間にも―他者の眼差し;“対比”存在は、私の自由の限界であり、―捉えきれない対他存在 ほか)
5 世界へ―サルトルの思考4(いつか人間たちが自分の足下に―若き日の確信;大戦前夜の狂暴な一時期を通じて―捕虜収容所の経験 ほか)
6 書くこと、そして人生(彼自身が認めていた真の優越性…は、―書くためだけに生きる;私の父が生きていたら、―超自我n喪失)

著者等紹介

渡部佳延[ワタベヨシノブ]
1948年、東京生まれ。早稲田大学第一文学部人文学科卒業。1972年、講談社に入社。『英文日本大百科事典(Encyclopedia of Japan)』全9巻の編集に携わり、「講談社現代新書」編集部を経て、「選書メチエ」編集長、「講談社学術文庫」編集長を歴任、2003年退社。現在、昭和薬科大学・神奈川大学非常勤講師。専攻、西洋思想史、20世紀文学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

m.

1
神の存在があるかないかで考えの出発点がまず違ってくるんだな ずっと考え続けた人2019/07/24

アイ子

0
ひーっさしぶりのサルトル先生。高校の頃大好きだったサルトル、実存とか忘れてたけどこの考え好きだったな!!!!って思い出した!実存は本質に先立つ、!2023/06/29

右足

0
サルトルの思想の解説よりかは人生について紹介した本。おじいさんとか、テプフェールの言葉をひいて、サルトルが彼らから受けた影響について2022/08/23

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/7258434
  • ご注意事項