目次
第1部 暗号の基礎(共通鍵暗号;乱数;公開鍵暗号;認証;楕円曲線暗号;群)
第2部 新しい暗号技術(ペアリングとIDペース暗号;検索可能暗号;プロキシ暗号;放送型暗示;属性ベース暗号;関数型暗号;準同型暗号;ゼロ知識証明;ペアリングの安全性仮定)
第3部 数学的なはなし(有限体;楕円曲線;ペアリング)
著者等紹介
光成滋生[ミツナリシゲオ]
京都大学数理解析研究所修士(理学)、博士後期課程単位取得退学。2007年よりサイボウズ・ラボ株式会社にてセキュリティとインフラ周りの研究開発に従事。大学院生中にmp3エンコーダ「午後のこ~だ」を開発し、ソフトウェア開発の面白さに目覚める。就職してWindows/Mac/組み込みLinux上の各種コーデック開発に携わる。暗号にも強い関心があり、放送型暗号の実装でIPA未踏スーパークリエータ認定、ストリーム暗号Toyocryptの解読で情報化月間推進会議議長表彰、ベクトル分解問題で電子情報通信学会論文賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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ととむ
2
後半は特にガチ数学で厳しい…著者が午後のこーだの人でびびった2016/03/28
h t
1
数式多くてわからんかったが、世の中には新しい暗号方式がいろいろできてるみたい2015/08/22
kenitirokikuti
0
クラウド時代になると、クライアントの情報をクラウドに預けるので、これまでの公開鍵暗号だと不都合ある。新たな方式として、楕円曲線上のペアリングを用いたID暗号がある2015/11/29
けい
0
楕円曲線あたりから何言ってるかわからん。自分には難しすぎた。2019/01/18
あやたふ
0
無料のPDFで読了。暗号の基礎から応用まで端的に詳しくまとめられている。なぜ送った相手にだけ解読できるのか、なぜ悪意のある盗聴者は解読できないのか(○○問題)などその都度考察があり、暗号開発者の視点ですっきり理解できるが内容は難しい。後半は数学本。2018/03/19
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- 和書
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