目次
１ ＮＯ ＮＵＫＥＳ ＹＥＳ ＬＩＦＥ（寝ぼけ眼でＮｏ Ｎｕｋｅｓ（奈良美智）
絶望的な状況かもしれないけれど、きっとできることはある（小出裕章）
私たちの手に、エネルギーを取り戻そう。自然エネルギーという第四の革命（飯田哲也）
直視しないことで、さらに危険が増す内部被ばくという問題（鎌仲ひとみ）
目に見えない内部被ばくが引き起こす症状（肥田舜太郎）
Ｓｕｎ Ｃｈｉｌｄ サン・チャイルド（ヤノベケンジ）
二〇一二年一月一二日 私がふくしまに暮らすということ（吉田麻里香）
いま日本はたいへんな危機に襲われているというのが世界の常識です（村田光平）
企業も経済も、人の幸せのためにならないなら存在する価値はない（吉原毅））
２ ＮＯ ＮＵＫＥＳ ＭＯＲＥ ＭＵＳＩＣ（Ｙｅｌｌｏｗ Ｍａｇｉｃ Ｏｒｃｈｅｓｔｒａ；ｋｒａｆｔｗｅｒｋ ｒａｄｉｏａｃｔｉｖｉｔｙ；ＮＯ ＮＵＫＥＳ ２０１２ ｉｎ 幕張；発言すること。自分のできること。信じること。未来について話すこと。そしてそれはすごくないこと。（後藤正文；若者会議）
近頃のデモでめだっている、可愛いアレは“ＳＡＹＯＮＡＲＡ ＡＴＯＭ”
答えはすぐに出なくても、デモを続けていくことに意味がある（中川敬×平野太一＠ＴｗｉｔＮｏＮｕｋｅｓ）
ちいさなお祭り しりあがり寿
いまだから読んでほしい本 観てほしい映画（編纂チーム／編）
ぼくらの反核年表（全国若者会議／編・編纂チーム・監修；スペシャル・コミック「放射能は永遠に」（カイ・ファイファー Ｋａｉ Ｐｆｅｉｆｆｅｒ／作・空里香・伊藤亮一／訳））
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ハチアカデミー
10
いまの日本で何が起こっているのか、これからなにが起こるのか。ウェブを中心に、震災以後、注目された人物や団体の言葉がコンパクトにまとめられている。坂本龍一が中心となってまとめられたのであろうが、多方面への目配りも出来ている。これを読んでどうするのかは読み手次第。ともすれば啓蒙に流れがちな本であるが、あくまでガイドブックたることめざし、それに成功している。2012年7月7、8日のフェスの概要をまとめ、物販で2000部近く売れたとも聞く（未確認）が、フェスに関係なく手に取られるべき本。下手な新書よりおすすめ。2012/07/08
魚京童！
9
http://kuzirappa.blog.fc2.com/blog-entry-1357.html2014/01/22
readtuktuk
4
奈良さん描く女の子の表紙が印象的な本。坂本龍一＋編纂チームによる編集。とにかく興味ひく記事が多い（←完読して、全部がそうだった）。最初はとりあえず自分が知ってる人が出てるふたつの対談、後藤さんと若者たち、中川敬さんと平野太一さんの記事を。その後、巻頭にもどり、小出さん、飯田さん、鎌仲さんなどそうそうたるメンバーの記事を。城南信用金庫吉原理事の言葉もよかったです。巻末のマンガ（作者のカイ・ファイファーさんはどんな出自の人なんだろう）まですべてのページが良かったです。本分文字組、書体も美しい（←中島秀樹デザイ2012/07/21
ユーコ
2
「エネルギーさえあれば自分たちは豊かだ、電気があれば豊かだ」と思っているという社会を私は歓迎しません。（小出裕章）2012/09/06
竹薮みさえ
2
あまりに素晴らしいUstに感謝して購入した一冊。この本でも買わないと申し訳がないくらい素晴らしい中継でした。2012/07/16
