辺境の怪書、歴史の驚書、ハードボイルド読書合戦

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辺境の怪書、歴史の驚書、ハードボイルド読書合戦

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  • サイズ B6判/ページ数 224p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784797673531
  • NDC分類 019.04
  • Cコード C0095

出版社内容情報

イヴン・バットゥータから『ギケイキ』まで。辺境ノンフィクション作家と歴史家が、古今東西の本を深く読み込み、知的バトルするガチンコ読書会。縦横無尽に拡がる対話は刺激と発見に満ちている。




高野 秀行[タカノヒデユキ]
著・文・その他

清水 克行[シミズカツユキ]
著・文・その他

内容説明

「面白い本を読んだら誰かと語り合いたい」から始まった辺境ノンフィクション作家と歴史家の読書合戦。意図的に歴史と文字を捨てた人々『ゾミア』、武士とヤクザが渾然として一体だった時代の『ギケイキ』、キリスト教伝道師をも棄教させた少数民族『ピダハン』…。古今東西の本を深く読み込み、縦横無尽に語り、通説に切り込む。読書の楽しさ、知的興奮、ここに極まれり!

目次

第1章 『ゾミア』―文明は誰のもの!?
第2章 『世界史のなかの戦国日本』―世界に開かれていた日本の辺境
第3章 『大旅行記』全八巻―イブン・バットゥータ三〇年の旅の壮大にして詳細な記録
第4章 『将門記』―天皇を名乗った反逆者のノンフィクション
第5章 『ギケイキ』―正義も悪もない時代のロードムービー的作品
第6章 『ピダハン』―あらゆる常識を超越する少数民族
第7章 『列島創世記』―無文字時代の「凝り」
第8章 『日本語スタンダードの歴史』―標準語は室町の昔から

著者等紹介

高野秀行[タカノヒデユキ]
ノンフィクション作家。1966年、東京都生まれ。早稲田大学探検部所属時に執筆した『幻獣ムベンベを追え』(集英社文庫)でデビュー。タイ国立チェンマイ大学日本語科で講師を務めたのち、ノンフィクション作家に。『ワセダ三畳青春記』(集英社文庫)で酒飲み書店員大賞受賞、『謎の独立国家ソマリランド』(集英社文庫)で講談社ノンフィクション賞、梅棹忠夫・山と探検文学賞を受賞

清水克行[シミズカツユキ]
歴史家。明治大学商学部教授。専門は日本中世史。1971年、東京都生まれ。「室町ブームの火付け役」と称され、大学の授業は毎年大講義室に400人超の受講生が殺到する人気。2016~17年讀賣新聞読書委員を務める。歴史番組の時代考証なども担当(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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KAZOO

149
8冊の本を、さまざまな国を旅しているノンフィクション作家の高野さんとに中世日本史がご専門の清水先生が対談形式の書評をしておられます。それぞれご自身の体験や知識などを縦横に駆使しておられて楽しいものです。私が読んだ本は「大旅行記」だけですがその他の本もすべて読みたくなりあるいはその土地に行ってみたい気がしました。2018/08/18

ちなぽむ and ぽむの助 @ 休止中

146
第1弾 ハードボイルド室町時代が面白すぎたので第2弾も即手に取る。やっぱり面白かった面白かった面白かったー♡♡♡8冊の課題本に対しての読書座談会なんだけど、まぁ選書がさすがこのふたり!って感じです。「大旅行記」なんて8巻あるし、それに付随する本まで読んで挑むって…ほんともはやゼミ。第3弾激しく希望です♡ギケイキのみ既読、ピダハンは気になるけど結構分厚い。ゾミア、大旅行記は無理ぽ。将門記はいずれ読みたい。"オレたちの頼朝"は予約済( ง ᵒ̌∀ᵒ̌)ง⁼³₌₃読みたい本増える病加速中💉2020/09/12

takaC

109
これは面白かった。地理・歴史的教養も身に付き一石三鳥。社会人落語家のとある集まり(有り体に言えば飲み会)への参加で仕事帰りに日暮里まで遠征した往路・復路の総武線内で読了。2018/11/27

ゆいまある

108
これにて既刊の高野本は制覇。8月に発行されるという新刊を迎え撃つ準備ができた。高野さんと清水さんが同じ本を読んでそれについて語り合うという、一見とっつきやすそうなテーマである。確かにこの2人と本について語ればさぞや楽しいだろう。だが高野さんらしく間違えている。何故課題図書がイブン・バットゥータ大旅行記全8巻なのか。2000円以下の本は町田康ギケイキだけである。合間に出てくる本も絶版だったり一緒に読めないのである。ともあれ、既存の価値観に全く囚われない(もしや因習とか慣例を知らないのでは)二人の語りは楽しい2020/07/18

ミエル

87
対談第二弾とのこと、こちらから読み始めてしまったけど問題なさそう。高野氏の冒険エッセイが好きなので手に取るも大当たり。清水氏のカジュアルな歴史解説と高野氏の辺境持ちネタが良く絡んで、まさにマリアージュ。現代の辺境の地とそれぞれの歴史の関係性、トンデモ仮設ですら正論に聞こえそうな柔軟な考察が、「知を得る」読書には程よい気がする。個人的には、義経編が良かった。町田康「ギケイキ」は早速読みたい本に登録。2019/02/05

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