摘出―つくられた癌

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  • サイズ B6判/ページ数 430p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784797461268
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

内容説明

若い希望に燃えて、癌の分野で国際的に有名な国立O大学の高木教授の医局に入った二年目の研修医本木は、あろうことか、手術中に右の乳癌を左と取り違える重大なミスを犯してしまった。仕方なく、執刀医の高木教授は両方の乳房を切り、ミスが外部に漏れることがないよう左の乳房にも癌があったことにし、箝口令を敷く。「すまないことをした、正直に森田さんに謝ろう」―二週間後、自らの過ちに激しく煩悶する本木のもとに病理診断の結果が届く。“左はごく微小な組織内癌で、両方とも乳癌”。ミスが一転、功績に変わってしまったとほっとする本木、安心して外科学会長選挙の票取りに奔走する高木。しかし、それは巧妙に仕組まれた罠だった…。もみ消される数々の医療ミス。命の重みを忘れた大学病院の内情を現役外科医が告発する衝撃度No.1のサスペンス。第22回新風舎出版賞フィクション部門最優秀賞受賞作品。

著者等紹介

霧村悠康[キリムラハルヤス]
大阪大学医学部卒業。『摘出―つくられた癌』で、第22回新風舎出版賞フィクション部門最優秀賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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