内容説明
新聞やテレビなどでは、ひんぱんに宇宙に関する新発見や新事実が報道される。それはこの先、何百年、何千年、いや何万年と続くのかもしれないが、少なくとも、いまの常識ぐらいは知っておきたいもの。そこで本書では、現時点で明らかになった宇宙の姿やその進化、宇宙を解き明かすキーとなる宇宙論、宇宙生活・開発など宇宙に関するあらゆる最新常識をお届けする。
目次
第1章 宇宙の履歴書
第2章 暗黒の中の宇宙
第3章 素粒子と宇宙
第4章 宇宙の謎に迫る観測技術
第5章 変わりゆく太陽系
第6章 宇宙に飛びだす人類
著者等紹介
荒舩良孝[アラフネヨシタカ]
1973年生まれ。科学ライター・保育士。東京理科大学在学中より科学ライター活動を始める。ニホンオオカミから宇宙論まで、幅広い分野で取材・執筆活動をしてきた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
1 ~ 1件/全1件
- 評価
COSMOS本棚
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
naoto
2
読みやすさは満点。新常識といってももう何年も前のだから…今はヒッグス粒子も重力波も観測できてるからね。でも、宇宙の話は面白いと思わせるね。2018/08/21
こまち
2
Q&A方式で宇宙の謎に迫る。既に内容が旧いものもある。こういった本は賞味期限が短いな。2017/02/22
BIN
2
宇宙論から素粒子、太陽系、国際宇宙ステーションまでの広い範囲を網羅した読み物。新常識と言われると4年前の本としても微妙です。一般向けに書かれているのでわかりやすい。宇宙メダカは興味深かった。2015/03/15
儚俣
1
素粒子にまで言及したかと思えばISSのトイレまでと幅が広い。カラーの写真付きがポイント高い。2014/06/11
あなあき
1
『宇宙はどこまで明らかになったのか』に比べると格段に平易な内容。こっちから読めばヨカッタ……その分、新しく得られた知識は少なかったが、復習と整理に大いに役立った。個人的に最も期待しているのは「月面基地建設計画」。アメリカが2022年ころまでを目処に計画を進めているらしいが、自分が生きている間に、一般人も月へ長期滞在できるようになるといいのになぁと思っている。死ぬまでに1回でいいから、月の地平線から昇る「地球の出」を眺めてみたいモノだ。あと、イチバン面白かったのは「宇宙メダカ」選定の話。エリートやんかwww2014/04/03