内容説明
我が国において、国際家族法領域での当事者自治は根拠づけられるか。ドイツ、ハーグ国際私法会議、欧州連合の立法例と比較しつつ、立法論として国際家族法への当事者自治の導入を考察。
目次
第1章 国際契約法における当事者自治(当事者自治の内容;当事者自治の根拠;小括)
第2章 ドイツ法における当事者自治(婚姻の身分的効力及び離婚;夫婦財産制;相続;氏;第2章の総括)
第3章 ハーグ条約における当事者自治(夫婦財産制;相続;扶養義務;第3章の総括)
第4章 欧州連合規則における当事者自治(離婚;相続;夫婦財産制;氏;第4章の総括)
第5章 比較法的考察(総論;婚姻の身分的効力及び離婚;夫婦財産制;相続;扶養義務;氏)
終章
著者等紹介
小池未来[コイケミク]
2012年同志社大学法学部法律学科卒業。2014年同志社大学大学院法学研究科博士課程前期課程修了、修士(法学)取得。2017年同志社大学大学院法学研究科博士課程後期課程修了、博士(法学)取得。2017年同志社大学研究開発推進機構特別任用助手。2018年富山大学経済学部特命講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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