内容説明
ボーダーレスな実効的人権保障の最新動向と全体像。新しく生起する問題群を、いかに解決してきたか。解説判例84件に加え、概説、資料も充実。来たるべき国際人権法学の最先端。国際人権法、憲法、国際法、刑事法、民事法等への有益な示唆。研究者・実務家・学生必読の書。
目次
概説(ヨーロッパ人権条約における権利の体系と解釈方法論;ヨーロッパ人権裁判所の手続と判決執行監視 ほか)
1 ヨーロッパ人権条約の基本問題(ヨーロッパ人権条約の国際的文脈;ヨーロッパ人権条約の管轄権・受理可能性)
2 ヨーロッパ人権条約で保障された権利(1)―総論的問題群(特殊な属性を有する主体の権利―胎児、被後見人、受刑者、少数者集団;権利の濫用 ほか)
3 ヨーロッパ人権条約で保障された権利(2)―各論(生命に対する権利(2条)
拷問その他の非人道的処遇・強制労働からの自由(3条・4条) ほか)
資料
著者等紹介
小畑郁[オバタカオル]
名古屋大学大学院法学研究科教授
江島晶子[エジマアキコ]
明治大学法学部教授
北村泰三[キタムラヤスゾウ]
中央大学大学院法務研究科教授
建石真公子[タテイシヒロコ]
法政大学法学部教授
戸波江二[トナミコウジ]
早稲田大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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