内容説明
米国の日本研究者が、明治憲法、日本国憲法を日本近現代史のコンテクストから読む。
目次
第1部 大日本帝国憲法(日本―新しい民族国家と憲法;国家政策の手段としての戦争;条件付無条件降伏―憲法改正の前触れ)
第2部 日本国憲法(一九四七年憲法制定の共同作業;法律、憲法、および改革;平和主義と戦争の放棄;日本国憲法に基づく人権と義務(一九四七~二〇〇一年)
天皇神話から立憲民主主義へ)
付録―文書
著者等紹介
ビーア,ローレンス・W.[ビーア,ローレンスW.][Beer,Lawrence W.]
1932年米国オレゴン州ポートランドに生まれる。1957年ゴンザガ大学、文学修士(哲学)。1957‐1961年来日、研究活動。1961年原田圭子と結婚。1966年ワシントン大学、政治学博士。東京大学法学部での仕事を主に、日本で合計10年以上を過ごす
マキ,ジョン・M.[マキ,ジョンM.][Maki,John M.]
1909年米国ワシントン州タコマで、日本移民の子として生まれたが、すぐに米国人の家庭の養子となる。1932年ワシントン大学、文学士。1936‐1939年日本で勉学。1946年来日、GHQ民生局勤務。ハーバード大学、政治学博士。1958‐1959年フルブライト奨学金により来日、日本の憲法を研究
浅沼澄[アサヌマキヨシ]
1935年東京に生まれる。1957年慶応義塾大学経済学部卒業。1957‐1987年三菱商事勤務(1971‐1976年、ニューヨーク駐在)。その後他二社勤務を経て、1997年より在宅翻訳業
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