出版社内容情報
もし、会社で「自分のやりたいことができない」と感じたら、あなたはどうしますか?
ぬいぐるみをおしゃべりにするボタン型スピーカー「Pechat」(ペチャット)の開発・販売で知られる博報堂の異色プロジェクト「monom」(モノム)。代表を務める小野直紀さんは、広告会社で働く一方で社外活動としてプロダクトデザインを始め、その強みを生かして、「広告会社でモノづくりをする」という誰も想像しなかったプロジェクトを実現し、成功に導きました。小野さんがしたのは、自分のやりたいことをやるために「会社を使い倒す」ということ。人、資金、ネットワーク、あらゆる会社の資産を使って自分のやりたいことを実現したのです。辞めて転職するのでもなく、起業するのでもない、「会社を使い倒す」という第3の選択肢。新たな可能性を持った、その攻める働き方をご紹介します。
小野 直紀[オノ ナオキ]
著・文・その他
内容説明
会社で自分のやりたいことができない。そんなとき、あなたならどうしますか?辞めて転職する。あるいは起業する。そうした選択肢もあるでしょう。でも僕は、会社を辞めませんでした。会社を使い倒す。それが僕の選択でした。会社の資産を活かして、自分のやりたいことを実現する。その攻める働き方をご紹介します。
目次
1 本気でやりたいことを見つける。(生い立ち、そして広告会社に入るまで。;自分が決めるクリエイティブとは?;答えは会社のなかにあるとは限らない。)
2 会社を使って、やりたいことを実現する。(なぜ広告会社がモノづくりをするのか。;会社の内と外に向けて旗を立てる。;会社初の試みをいかに実現するか。)
著者等紹介
小野直紀[オノナオキ]
博報堂monom代表。クリエイティブディレクタター/プロダクトデザイナー。1981年生まれ。2008年博報堂入社。広告、空間、インタラクティブと幅広いクリエイティブ領域を経験し、2015年に博報堂社内でプロダクト・イノベーション・チーム「monom」(モノム)を設立。設立から1年でスホマ連動のボタン型スピーカー「Pechat」(ペチャット)を開発し、博報堂初のデジタルデバイス販売事業を立ち上げて話題に。また、手がけたプロダクトが3年連続でグッドデザイン・ベスト100を受賞した。社外ではデザインスタジオ「YOY」(ヨイ)を主宰。その作品はMoMAをはじめ世界中で販売され、国際的なアワードを多数受賞している。2015年より武蔵野美術大学非常勤講師、2018年にはカンヌライオンズのプロダクトデザイン部門審査員を務める。2019年に博報堂が出版する雑誌『広告』の編集長に就任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ポップ430
ろこぽん
junnsann
着席
小島哲生