内容説明
渦巻く怨霊、亡霊、怨念…そして「城念」。
目次
第1章 東北、関東の霊城(弘前城の「炎の女」;江戸城の怪事件;八王子城の祟り;前橋城の怪異現象)
第2章 北陸、信越の霊城(松本城を傾けた磔刑の怨念;北ノ庄城の「首のない行列」;小浜城の怨霊伝説は実話だった!;金沢城に宿る愛欲の城念)
第3章 東海、近畿の霊城 壱(駿府城の「肉人」;郡上八幡城の人柱;彦根城「井伊家の短命」は結城秀康の怨念)
第4章 東海、近畿の霊城 弐(佐和山城「女郎谷の涙」;姫路城は怪奇現象の巣窟)
第5章 中国、四国、九州の霊城(岡山城に巣食う関ヶ原合戦の怨霊;鳥取城は「地獄の城」;松江城「天守閣の亡霊」;松山城「戸無門の怪」;佐賀城「鍋島直茂の幽霊退治と化け猫騒動」)
著者等紹介
中見利男[ナカミトシオ]
1959年、岡山県生まれ。作家、ジャーナリスト。該博な知識と徹底した取材力、そして斬新な視点を駆使し、ドキュメンタリー、評論、解説書など数多く手がける。また暗号についての著作は広く海外でも出版されており、第一人者の評価を得ている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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喪中の雨巫女。
11
《私‐図書館》城念のある城は、まだ行ったことない。でも、行ったら怖そう。2012/10/27
m
3
たまたま図書館で発見。確かにお城は建てるのも大変だし落城となれば大勢の人の命が消える場所だ。情念も深いものがあるだろう。霊感がないせいかお城に行って怖い思いをしたことはないが、畏敬の念は忘れずにいたいと思う。2017/12/28
秋乃みかく
2
★★★★☆ 昨年から始めたお城めぐり。だけどこれ読んだらなんだか行くのが恐くなっちゃったよ~。。(笑)2013/01/08
いつも心に太陽を
2
簡潔に書かれおり、分かりやすく直ぐに読み切れた。2011/06/20
ちゅるふ
2
人の生き死にと、あらゆる欲望が渦巻く「城」であるからには、いろいろあってもおかしくはない。そのあたりの史実も知っておいて、現地に臨むと、また一味違う探訪もできるのであろう。2011/02/12