内容説明
他の市町村に転出すれば、滞納分は白紙に。保険料を4割払えば、保険証は交付される。無申告者はゼロとして保険料が決定される。滞納がどれだけ多くても、保険証は交付される…。国民健康保険の不公平な運営と「お役所」の怠慢。
目次
第1章 国民健康保険という制度
第2章 国民健康保険―その呆れた実態
第3章 運営はお役所の「秘密」
第4章 保険料徴収員たちの晴れない日常
第5章 国民健康保険―ひとつの提言
第6章 公開・全市の国民健康保険料「格差の実態」
著者等紹介
松谷宏[マツヤヒロシ]
1927年山形県生まれ。旧制商業学校卒業後、山形、横浜、浜松にて20年間会社経営。’65年よりレストラン開業、’86年体調を崩し閉店。回復後の’88年より、千葉市国民健康保健料徴収員として勤務。2000年3月退職。現在、東京管理職ユニオンでボランティアとして支援活動中
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