内容説明
できる男に見せたければ、ワル語を使え!1年365日、その身を心理戦にさらされているヤクザたち。諜報、謀略、進撃、退却、恫喝、歪曲、因縁、瞞着―過剰な言葉にこめられた「渡世の教訓」を2時間で身につける、いまだかつてない日本語本。
目次
交渉戦術編
イケイケ編
プライド編
欲望編
苦境編
器量編
著者等紹介
向谷匡史[ムカイダニタダシ]
1950年、広島県呉市生まれ。拓殖大学卒業。作家。日本空手道「昇空館」館長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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Fumitaka
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何度か、雰囲気や態度で相手を呑む手法について語られている。フォーリン・アフェアーズ・リポート2009年10月号に収録されているクリストフの論文『だれが日本の方向性を決めているのか?』で、「日本の指導者は決定を表明することをせず、むしろ(誰が決めたかわからぬ)決定事項をそれとなく曖昧に伝えようとする」というキッシンジャーの指摘が紹介されている。「場面じゃない」などの表現は、そういった突出した「個」を忌避する日本の封建的・権威主義的文化の表出にも思え、文化という要素が決して無視できぬものだと教えてくれる。2019/09/15
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