内容説明
本書の特徴は、自立、尊敬、個性、選択等の高齢者の基本的な権利と、加齢の過程の社会的、身体的、知的側面からの理解とそれに伴う諸問題の理解を基盤にして老人ホームの処遇のあり方を検討していることであろう。その老人ホームの処遇のあり方については、ホームの目的、アセスメント、個別的援助、集団的援助、マネジメントといった視点から総合的にわかりやすい言葉と表現で検討している。
目次
違いを尊重し、類似点を受け入れること―加齢と老人
何のためのホームなのか
ホームは何をするのか
門番―入所とアセスメントの過程
「もしそれがあなたの母親や兄弟や父親であったならば…」個人の援助
共同生活―集団のなかでの援助
優れた生活と優れた仕事―統合する
まとめ―終わりに当たって



