内容説明
震える手を懸命に励まし、査証に署名し続けるリトアニア駐在杉原領事。日本経由でナチの暴虐を逃れ生き延びたユダヤの民は固く誓い合った、「このいのちの恩人に、いつの日か再会を果たそう」と。〔シンドラーのリスト〕を凌ぐ感動のノンフィクション。
目次
１ ポーランド脱出（第二次世界大戦勃発；脱出）
２ センポ・スギハラ（唯一の抜け道；領事の悩み；六千人分のビザ）
３ 通過地（ミナト・コーベの日々；岸壁のリンゴ）
４ 再会（キブツの生活；祖国再建；尋ね人；再会）
感想・レビュー
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miyamika
2
杉原千畝と六〇〇〇人のユダヤ人 映画を観て詳しく知りたかったので読みやすそうな本を選びました。 第二次世界大戦中の杉原千畝さんの勇気ある決断をなかなか認めなかった日本人に驚きました。今まで戦争の被害者的な本を読むことが多かったのですが、日本人の別の一面を見た気がしました。2015/12/24
