内容説明
本書は、理工系の基礎となる数学のうち、微分・積分を主な内容とする解析学を中学卒業程度のみの予備知識を仮定して、初学者にも(努力さえすれば)理解できるようにまったく基本的なところから始めて、下巻と合わせて1年半で将来必要と思われる題材はすべて修得できるようにいろいろ工夫して執筆したものである。
目次
第1部 序章(集合とブール代数;直積と数空間;写像 ほか)
第2部 1変数函数の微分法(数列の極限;無理数と無限小数;無限級数 ほか)
第3部 多変数函数の微分法(多変数ベクトル値函数;Rnの距離と位相的性質;多変数函数の極限 ほか)



