内容説明
目に見えないもの、説明のつかないものたちとのつきあいがひとの生を色づかせる。こころの思い、場の空気、ご縁と呼ばれるめぐり合わせの妙をめぐってのつれづれ語り。映画『千と千尋の神隠し』主題歌「いつも何度でも」の作詞を手がけた著者、待望の初エッセイ集。
目次
むかしはみんなが巫子だった
妖精募金
妖精ネットワーク
素晴らの雪
妖精疑惑
「神」と呼びたいsomething
祈りの効用
神社と薬缶
夢を言挙げする
ジュリーとのご縁〔ほか〕
著者等紹介
覚和歌子[カクワカコ]
詩作朗読家。山梨県生まれ。早稲田大学第一文学部卒。作詞家としてこれまでに、数百編の作品を発表。「朗読するための物語詩」という独自の分野を開拓し、国内外でステージ活動を精力的に展開。映画『千と千尋の神隠し』主題歌「いつも何度でも」の作詞で2001年日本レコード大賞金賞受賞
首藤幹夫[シュトウミキオ]
1967年大分県生まれ。東京綜合写真専門学校卒業。1991年より、書籍、音楽、映画、演劇などの世界をとおし、写真家として表現を始める。個展に1996年『光素~おもかげの発掘について』、2001年『人形とヴィジオネエル』など
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