感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
セウテス
12
アガサの作品は、80作品以上あります。私も何から手を着けたら良いのか、全く分からなかったので、この本は役に立ちました。推理小説論であり、アガサを知る為の入門書です。『ミステリーの女王』の世界を、何倍にも楽しめる、と思います。2014/05/03
barcarola
4
クリスティー研究・解説本。ミステリ論なども含まれていて比較的広く浅くの印象。そのためガイドブックとして用いるよりは、ある程度クリスティーを読んでいる人向けか。2023/09/23
kuukazoo
0
原著は1975年刊。邦訳は1984年。ハヤカワミステリ文庫の『邪悪の家』の解説に載ってたので図書館で借りて読んでみた。目次が全て「そしてだれもが〜」で始まる。まぁ特に目新しいことはないように思う。「探偵小説は〜したくもない感情移入を小説家に無理じいされたくないひとの逃避の場となるのが目的」というのに一票。2013/06/05