出版社内容情報
あなたは、職場や家庭でのコミュニケーションで悩んでいませんか? 人とコミュニケーションを図るとき、あなたは次のいずれのやり方を採っていますか? ?伝えたり、教えたり、相手の発言に評価を下す。その際、自分の視点を優先する。?問いかけたり、相手の考え方を認めることに留意する。その際、自分の視点以上に相手の視点を考慮する。
本書の著者たちは、?のスタイルが必要な場合があることは認めつつも、基本的には?のスタイルが二一世紀においては基調をなすと訴えます。そしてこの?のスタイルは、水平関係のコミュニケーションのとり方とされます。
?のスタイルは、年齢や立場が上の者が経験知を多くもっていた時代においては、それなりに機能していました。しかし、誰もが等しく情報にアクセスできるようになった今日の情報化社会にはマッチしません。それに対して?は、質問をすることによって相手を理解しようとするところからはじまりますので、自分だけでなく相手にもコミュニケーションの可能性を拓くことになります。
言ってみれば、二〇世紀までのコミュニケーションのとり方には「好奇心」が欠けており、二一世紀型のそれでは「好奇心のパワー」が中心に据えられるということです。
このような好奇心をベースにしたやりとりは、単にコミュニケーションを円滑にするだけでなく、協力(より良い人間関係)、イノベーション、創造性までもたらしてくれるというのですから、その方法を身につけて使わない手はありません! 本書では、その日常生活への具体的な採り入れ方が、職場と家庭の事例を織り交ぜながらとても分かり易く紹介されています。
どのように聴いて、どのように話すのか? さらに、どのような人間関係をあなたは築きたいのか? コミュニケーションのあり方とその幅を広げる好著です。(よしだ・しんいちろう)
キャシー・タバナー[キャシー タバナー]
Kathy TABERNER & Kirsten SIGGINS 両者とも組織のリーダーを対象にしたコーチ。好奇心こそが「状況打開」の鍵だと信じて「好奇心研究所(The Institute of Curiosity)」を設立。キャシー(母)はバンクーバー、カーステン(娘)はロスアンジェルスをベースに活動している。
カーステン・スィギンズ[カーステン スィギンズ]
Kathy TABERNER & Kirsten SIGGINS 両者とも組織のリーダーを対象にしたコーチ。好奇心こそが「状況打開」の鍵だと信じて「好奇心研究所(The Institute of Curiosity)」を設立。キャシー(母)はバンクーバー、カーステン(娘)はロスアンジェルスをベースに活動している。
吉田新一郎[ヨシダシンイチロウ]
内容説明
20世紀までのコミュニケーションには「好奇心」が欠けていた!21世紀のコミュニケーションでは、「好奇心のスキル」が中心に据えられます。「好奇心」をベースにしたやり取りは、単にコミュニケーションを円滑にするだけでなく、協力(より良い人間関係)、イノベーション、創造性までもたらしてくれます。その方法を身につけて、使うための具体的な方法が、職場や家族の事例を織り交ぜながらとても分かり易く紹介されているのが本書です。どのように聴いて、どのように話すのか?さらに、どのような人間関係をあなたは築きたいのか?コミュニケーションのあり方とその幅を広げる1冊です。
目次
1 好奇心のスキル(なぜ、好奇心?;「今、ここ」に集中する;聴き方を選択する;好奇心を示すオープンな質問をする)
2 好奇心を使って自分自身を理解する(自分の価値観を明らかにする;自分の望みを明らかにし、適切な限度を設ける;価値観を感情と結び付ける;落ち着く方法をいつでも利用できるようにする)
3 好奇心を使って他者を理解する(とても大切な答え)
著者等紹介
タバナー,キャシー[タバナー,キャシー] [Taberner,Kathy]
組織のリーダーを対象にしたコーチ。「好奇心研究所(The Institute of Curiosity)」を設立。バンクーバー、ベースにして活躍している
スィギンズ,カーステン[スィギンズ,カーステン] [Siggins,Kirsten]
組織のリーダーを対象にしたコーチ。「好奇心研究所(The Institute of Curiosity)」を設立。ロスアンジェルスをベースにして活動している
吉田新一郎[ヨシダシンイチロウ]
「まちづくり・コミュニティづくり」や政府開発援助やNGOによる海外協力をしていた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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