内容説明
初代萩原門次氏の始めた神楽の継承に情熱を抱きつつも、戦中戦後の苦難に耐え、継承が思うにまかせなかったひとときを乗りこえて花開いた萩原家のかぐら、つまり正義氏(四代)のかぐらの軌跡と、それを支えた人々の喜怒哀楽の集大成。アメリカ、パリでの公演、国内の公演、神楽面、衣裳、台本など掲載写真およそ600点。
目次
1 プロローグ(萩原家の系譜;初代門次のかぐら)
2 甦える(かぐら七福神(寿老人・布袋・福禄寿・大黒天・恵比須・弁財天・毘沙門天)
八雲神社の七福神 ほか)
3 伝える(四世のかぐら;曲目 ほか)
4 教える(口伝;萩原宅稽古場 ほか)
5 支える(新井潤氏;安藤文隆氏 ほか)
6 エピローグ(萩原家の台本)
著者等紹介
中村規[ナカムラタダシ]
1932年生れ。現在、都市民俗研究所長、都市民俗研究会代表
斎藤醇[サイトウアツシ]
1925年に生まれる。1950年東京外語大に就職。同61年退職。神奈川県民俗芸能保存協会(会員)
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