再帰性と偶然性

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  • サイズ 46判/ページ数 435p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784791774463
  • NDC分類 118
  • Cコード C0010

出版社内容情報

ポスト・シンギュラリティの哲学
フィードバックシステムをそなえ限りなく有機体に接近した機械に取り込まれて、私たちはいやおうなくシンギュラリティに推し進められていく。果たしてそのような未来は一直線の道路なのか? それとも潜在的な可能性を含んだ豊穣な分岐たり得るのか? ユク・ホイは後者に賭けるために、偶然性を呑み込んで必然性と化す機械の中に飛び込み、そこから再び偶然性を奪還しようとする。それは唯一のシステムという幻想を粉砕し、宇宙と技術の多元性に向かう可能性が秘められているからだ。21世紀の思想史に名を刻むであろう哲学者の思想が凝縮された待望の邦訳。

内容説明

フィードバックシステムをそなえ限りなく有機体に接近した機械に取り込まれて、私たちはいやおうなくシンギュラリティに推し進められていく。果たしてそのような未来は一直線の道路なのか?それとも潜在的な可能性を含んだ豊穣な分岐たりうるのか?後者に賭けるために、偶然性を呑み込んで必然性と化す機械の中に飛び込み、そこから再び偶然性を奪還しようとする。それは唯一のシステムという幻想を粉砕し、宇宙と技術の多元性に向かう可能性が秘められているからだ。21世紀の思想史に名を刻むであろう哲学者の思想が凝縮された待望の邦訳。

目次

序 サイケデリックな生成
第1章 自然と再帰性
第2章 論理と偶然性
第3章 組織化された無機的なもの
第4章 組織化する無機的なもの
第5章 非人間のなごり

著者等紹介

ユクホイ[ユクホイ]
ロンドン大学ゴールドスミスにて哲学者ベルナール・スティグレールによる指導のもと博士論文を執筆。ドイツのロイファナ大学リューネブルクで哲学の大学教授資格を取得し、著作は十数ヵ国語で翻訳されている。2014年より哲学と技術のリサーチネットワークを主宰。現在、香港城市大学で教壇に立つ

原島大輔[ハラシマダイスケ]
早稲田大学次世代ロボット研究機構研究助手。基礎情報学/表象文化論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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mim42

6
サイバネティクスの系譜が辿れる。再帰性、偶然性、器官学、自然、有機体論等がキーテーマ。大文字の哲学者の援用&批判も多い。ウィーナー、シモンドン、カント、シェリングは土台に、リオタール、ベルクソン、そしてスティグレール。メイヤスーは批判的に俎上される。デリダやドゥルーズはほとんどスルー。ハイデガーとヘーゲルは援用されているがやはり私はヘーゲルがよく分からない。理解できても必須さが不明。エンジニアリング部門の私としてはここから何を引き出せるか。宇宙技芸?なる概念から引き出すべきものはあるのか否か探求したい。2022/05/18

mirie0908

0
時間かかってしまったが読了(後で読み始めた『中国における技術への問い』を先に読了してしまったが。)昔ウィーナーのサイバネティクス読んだが、なにを言っているのか当時はよくわからなかったが、本書で反省の哲学的意味とともに少し理解できて目から鱗だったというか非常に勉強になった。2022/10/05

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