本と虫は家の邪魔―奥本大三郎対談集

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本と虫は家の邪魔―奥本大三郎対談集

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  • サイズ B6判/ページ数 260p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784791771127
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0040

出版社内容情報

虫と書物に魅了された人々を見よ!
虫好き! 本好き!と、大きな声で言ってなぜ悪い? あの鮮やかな色彩、飛ぶ姿の美しさ・厳しさ。そして書物蒐集の奥行きの深さ。その快楽を知ったなら、もう抜け出せない。永遠の少年への回帰と情熱…。だから世間ではちょっと肩身が狭いのか。家の中では邪魔物扱いか。昆虫採集・書物愛に首ったけの個性的な人々が、ユーモアたっぷりに語り尽くす。

奥本大三郎[オクモトダイザブロウ]
著・文・その他

内容説明

最後に昆虫に触れたのは何時ですか?虫好きヘの世間の無理解・家での肩身の狭さを吹き飛ばす、チョウや昆虫たちの究極の美と刮目の行動―。小さな生命との決定的な出会いを求め、網を片手に本日も草原へ。微細ながらも深遠なワンダーランドの魅力を縦横に語り尽くす。

目次

第1部(古今東西・昆虫文学大放談!×アーサー・ビナード;僕らはみんな虫なんだ×ビートたけし;トンボ採りのノウハウを今のガキに伝えたい×阿川佐和子;バッタ追いし、かの広っぱ×田辺聖子;失われた絶体生物感覚を求めて×長谷川眞理子)
休憩(連載閑談×阿川弘之×北杜夫)
第2部(フランスかぶれ今昔×鹿島茂;風土から見る、食卓、恋愛、美意識×内田洋子;ゴリラと虫から世界を見る×山極寿一;独学のススメ×茂木健一郎;“感覚でとらえる”ことの大切さ×養老孟司)

著者等紹介

奥本大三郎[オクモトダイサブロウ]
1944年、大阪生まれ。東京大学文学部仏文科卒、同大学院修了。専攻は、ボードレール、ランボーなど。フランス文学者、作家、NPO日本アンリ・ファーブル会を設立。東京・千駄木にファーブル昆虫館を開館。主な著書に『虫の宇宙誌』(読売文学賞)、『楽しき熱帯』(サントリー学芸賞)『斑猫の宿』(JTB旅文学大賞)など。個人完訳『完訳ファーブル昆虫記』全10巻(菊池寛賞)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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kinkin

98
昆虫マニアと言っていいのか、そんなフランス文学者でエッセイスでもある著者の対談集。昆虫、最近動物や昆虫の本を読むことが多い。虫けらという言葉があるが人間のほうが出来ないことを虫たちはやってのける。そのくせ標本にする昆虫を捕ったりすると自然保護がなんとかかんとか。それ以前に環境を破壊しているのは人間なのだけら。様々な人との対談は知らないこともいろいろと描かれていて楽しめた。図書館本2022/04/04

にゃおこ

35
秋になると、知性を感じさせる本を読みたくなるのは、「芸術の秋」の刷り込み? 虫の実物は大嫌いだけど、昆虫記、虫うんちくやドキュメンタリーは何故か大好物。 人間の科学がようやく虫がやってることの意味がわかるレベルに追いついてきた、と言い切る奥本先生、「死刑台のエレベーター」をチョー退屈と言われてチョー不愉快になる奥本先生、好き。先生提案の高級デザート、柿にすだちを絞ったものも、やってみたら、チョー美味しい。2022/10/01

すぱちゃん@しばらく低浮上になりますが、元気です

14
本書は、仏文学者であり虫博士でもある奥本先生が、各界の著名人と対談(一部鼎談)したものの書籍化である。ビートたけしや阿川佐和子、北杜夫等、著名な相手に、いつもの博学ぶりを発揮。特に盟友・養老孟司との対談で、今の教育のありかたの問題点に至ったことや山極寿一(ゴリラの研究者)と周りの自然環境が生き物のデザイン、あるいは民族の使用する道具のデザインに与える影響について語ったあたりは、逃せなかった。タイトルは、虫愛好家の集めた標本は本人の死後、奥さんや子供たちに放っておかれ、いずれ標本の害虫の餌になる淋しさから。2020/06/19

みーさん

8
面白かった!!意外な人が虫好き。その人らしい会話。そうだそうだそうだった。楽しい中に現代の昆虫事情と環境問題が垣間見える。昆虫にとってもひとにとっても生きづらい場所になったものだと思う。2019/01/08

Ryoichi Ito

6
フランス文学者でファーブル昆虫館館長の奥本さんの対談集。アーサー・ビナード,ビートたけし,鹿島茂,山極寿一,養老孟司ほか錚々たる面々と虫に限らずあらゆる話題で盛り上がる。今は亡き阿川弘之,北杜夫との貴重な鼎談も。外国ではファーブルは殆ど知られていないらしい。ファーブルのひ孫さえ日本に来るまで曽祖父が有名な昆虫学者だと知らなかった!奥本さんの博識には茫然自失。とにかく面白い。 2019/05/01

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