出版社内容情報
虫と書物に魅了された人々を見よ!
虫好き! 本好き!と、大きな声で言ってなぜ悪い? あの鮮やかな色彩、飛ぶ姿の美しさ・厳しさ。そして書物蒐集の奥行きの深さ。その快楽を知ったなら、もう抜け出せない。永遠の少年への回帰と情熱…。だから世間ではちょっと肩身が狭いのか。家の中では邪魔物扱いか。昆虫採集・書物愛に首ったけの個性的な人々が、ユーモアたっぷりに語り尽くす。
奥本大三郎[オクモトダイザブロウ]
著・文・その他
内容説明
最後に昆虫に触れたのは何時ですか?虫好きヘの世間の無理解・家での肩身の狭さを吹き飛ばす、チョウや昆虫たちの究極の美と刮目の行動―。小さな生命との決定的な出会いを求め、網を片手に本日も草原へ。微細ながらも深遠なワンダーランドの魅力を縦横に語り尽くす。
目次
第1部(古今東西・昆虫文学大放談!×アーサー・ビナード;僕らはみんな虫なんだ×ビートたけし;トンボ採りのノウハウを今のガキに伝えたい×阿川佐和子;バッタ追いし、かの広っぱ×田辺聖子;失われた絶体生物感覚を求めて×長谷川眞理子)
休憩(連載閑談×阿川弘之×北杜夫)
第2部(フランスかぶれ今昔×鹿島茂;風土から見る、食卓、恋愛、美意識×内田洋子;ゴリラと虫から世界を見る×山極寿一;独学のススメ×茂木健一郎;“感覚でとらえる”ことの大切さ×養老孟司)
著者等紹介
奥本大三郎[オクモトダイサブロウ]
1944年、大阪生まれ。東京大学文学部仏文科卒、同大学院修了。専攻は、ボードレール、ランボーなど。フランス文学者、作家、NPO日本アンリ・ファーブル会を設立。東京・千駄木にファーブル昆虫館を開館。主な著書に『虫の宇宙誌』(読売文学賞)、『楽しき熱帯』(サントリー学芸賞)『斑猫の宿』(JTB旅文学大賞)など。個人完訳『完訳ファーブル昆虫記』全10巻(菊池寛賞)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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kinkin
にゃおこ
すぱちゃん@しばらく低浮上になりますが、元気です
みーさん
Ryoichi Ito