出版社内容情報
漫画家 魔夜峰央の特集。昨年は代表作『パタリロ!』の100巻目発売。2月に『翔んで埼玉』の実写映画化も決定。デビュー46年目を迎えた奇才漫画家の全貌を辿り直す。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
チョビ
4
「ぼくパタリロ」というアニメをご存知だろうか。私は実は内容はまったく覚えてなく、OPとED(すなわち「クックロビン音頭」)くらいだ。原作そのものでは、子供には耽美過ぎで、難解な漫画として存在した。今となっては実験的かつ正統派少女漫画ということができるが。では、コメントを出した志摩くんから考えると、彼は中学からイギリスか否かで音楽を聴き、鋭い目をしたガリガリのギタリストを「コピるべき」。どう見てもマライヒにしか見えない今の容貌からすれば、影響受けてるな、と思う。そういう理解者にはとんでもなくいい漫画と思える2019/12/12
huchang
2
絵柄もストーリーも確かに独特で、唯一無二の人なのだが、どうしてそうなのかを、私も言葉にすることができるようになった1冊。引っ越し引っ越しで、白泉社の単行本を処分してしまっていたのがかえすがえすも惜しまれる。大人になってから、だいぶ買い戻したが、やっぱあの時に読んだ本というのがいいなぁ。どんなのでも3回以上読んだ本は捨てるべきでないなと思う。2020/01/08