内容説明
見物客に見られている間は、かっこよさを気にし、客から見えないところではひっくりかえってうがいをする動物園のライオン。ライオンの苦悩、心の揺れが駆け巡っていきます。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Kawai Hideki
91
いつも堂々としているライオンが、ある日、茶目っ気を出して転んでみたところ、見物人が大笑い。あわてて体裁を整えるも笑いはやまず、コノヤローとばかりに吠え続けたら、みんな後ずさり。でも、今度は声が枯れてしまった。見物人の前でうがいをするわけにもいかず...と、ライオンも大変だねえというお話。2015/03/22
Kawai Hideki
48
「ライオンの絵本が読みたい」という娘リクエストにより再読。ライオンでいることも大変。2016/05/29
山田太郎
43
ライオンもたいへんだなと思いつつ読み聞かせ。絵が好きみたいで、えらく娘受けてました。2016/02/16
anne@灯れ松明の火
26
(再読)隣市分館での読み聞かせ講座で、講師さんが読んでくれた。今月のテーマは、「読み聞かせを楽しもう」 表紙だけ見ると、長谷川義史さんだとわからなかった。渋いライオン~。中身はいつもの義史さん。お客さんに観られる間、ライオン、こんなことを考えていたんだ! 大変だね~(笑) 講師さんが、「最近、読み聞かせはもちろん、人と話すこともないぐらいだから、声が枯れたわ~」一番前の席の参加者が「先生も、帰ったら、うがいをしてください(笑)」と言って、和やかに終了♪2022/01/14
千穂
26
ライオンがガラガラってうがいするのはライオンらしくないかなぁ〜自分らしさって何だろう?2020/02/23