内容説明
トランプのジョーカーにぶつかったのは、とても小さなえんぴつでした。おこったジョーカーは、まほうのつえをえんぴつにむけました。すると…?5才~小学生向き。
著者等紹介
佐藤さとる[サトウサトル]
1928年神奈川県生まれ。『だれも知らない小さな国』刊行以来、ファンタジー文学の第一人者として活躍
岡本順[オカモトジュン]
1962年愛知県生まれ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ゆか
38
すごくよかったです。小さくなった鉛筆が、ジョーカーに魔法をかけてもらって手足をつけてもらえた。それを、自分の冒険に使うのではなく、子豚のマペットのために使うというところが良かった。そしてこういう話の最後は予想どおりのもので、せつなかった。もっと、幸せな終わりかたってないのかな。あの、銀のつつのようないれもの(昔短い鉛筆を入れるためのケースがありました)に鉛筆太郎がはいり、また冒険をするとか・・もっと、太郎に冒険をしてもらいたいです。2015/05/23
杏子
24
佐藤さとるさんのお話。ちびたえんぴつに吹き込まれた命? 男の子の持ち物は、こんなふうにみんなちょっと困ったことになっているね。忘れられたおもちゃ、机から落ちてどこかにいっちゃったモノたち。佐藤さとるさんは、そんな小さなものも忘れずに、大切に扱ってくれてる。もちろんファンタジーってことは差し引いても。2015/05/06
海(カイ)
24
佐藤さとる氏は、小さな人のお話を作るのが、好きなのかな?(*´艸`) 楽しいお話だった♪2015/04/09
かおりんご
21
児童書。「えんぴつたろうの3つのぼうけん」の第1話だけを収録。続きが気になったら、上記の話を読むのがおすすめ。こちらを読み聞かせて、もう一冊を一人読みにすすめるのもいいかも。こちらの方が絵がたくさん描かれているので、一人読みのビギナー向け。2019/09/27
gtn
18
どんな人にもドラマがある。尋ねないから気付かぬだけ。2021/12/11