内容説明
剣道一流選手や高段者は、初心者が最初に学ぶ「基本打ち」とは異なる技術を使って相手を打っている。ところが、その「実践的正面打ち」の方法は、これまでの剣道指導の現場で、教えられることがなく、体験的に見よう見まねで習得されていた―。科学的な分析によって解き明かした「実践的正面打ち」の技術を詳しく解説するとともに、まったく新しい発想、理論に基づいて考案した「実践的正面打ち(小手打ち、胴打ち)」習得のための練習法をDVD映像によって紹介する。剣道指導者、上級者には指導と技術研究のひらめきとヒントを与え、初級者にはまったく新しい上達マニュアルとなる、画期的な新理論。
目次
第1部 上級者の打撃メカニズム(剣道は「脳力」で上達する;初心者の打ちと熟練者の打ち;達人はどう竹刀を操作するのか;一流選手の打撃はなぜ速い? ほか)
第2部 新理論剣道の“コツ”(練習に入る前に;構え位置での手の内練習;打撃位置での手の内練習;放り込み面 ほか)
著者等紹介
今福一寿[イマフクカズヒサ]
明星大学教授、剣道教士七段。東京都出身、東海大学体育学部卒業後、明星大学にて体育の指導と研究に従事。スポーツ動作を研究テーマとし、とくにその研究成果を実際の指導に生かすことを追求している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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