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内容説明
美貌を武器にしてきた伝説の女暗殺者ステファニー。彼女は引退して、プロヴァンスで新たな人生を送っていた。だが、かつて属していた英国の対テロ組織によって、否応もなくＮＹ、そしてロシアへと派遣される―ロシア・マフィアに殺された同胞の報復のため、そして法律では決して裁かれることのない悪辣な者たちを葬り去るために。やむをえずふたたび殺人マシンと化した彼女を待つものは果たして何か？また、銃弾飛び交う中に見つけた愛の行方は？精緻なタッチで描くアクション・スリラーの決定版。
著者等紹介
バーネル，マーク［バーネル，マーク］［Ｂｕｒｎｅｌｌ，Ｍａｒｋ］
１９６４年ブラジル生まれ。さまざまな職業を経験しつつ作家をめざし現在に至る。１９９４年『Ｆｒｅａｋ』にて作家デビュー
土屋晃［ツチヤアキラ］
１９５９年、東京生まれ。慶応義塾大学文学部卒業。おもな訳書にディーヴァー『獣たちの庭園』など（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
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ハヤカワショボ夫
2
前作に続いて読んだ女スパイ小説2作目。1作目の後、組織から離れ、仏の田舎でひっそりと穏やかに暮らしていたが、雇われていた英国の秘密組織が突然訪れ、再び諜報の世界に連れ戻されることになる。以前の冷酷な殺人機械へと回帰させられ、新たな任務としてロシア・マフィア内部へ潜入する中で恋に落ちてしまう。テロリストと一般人として二つの心の葛藤、個人と組織の相克の狭間で悩む主人公の姿が描かれている。身も心もボロボロになり、幸せを求め拠所を求めるが届かない…切ない物語だが、女性が主人公なので更に輪をかけている。【家】★★2017/08/02
tai65
0
星４つ2012/08/27
