ヴィレッジブックス
航路〈上〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 647p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784789724388
  • NDC分類 933
  • Cコード C0197

内容説明

認知心理学者のジョアンナは、デンヴァーの大病院にオフィスを持ち、朝はER、午後は小児科と、臨死体験者の聞き取り調査に奔走する日々。目的は、NDE(臨死体験)の原因と働きを科学的に解明すること。一方、神経内科医のリチャードは、被験者の脳に臨死体験そっくりの幻覚を誘発する薬物を発見し、疑似NDEを人為的に引き起こしてNDE中の脳の状態を記録するプロジェクトを立ち上げ、彼女に協力を求める。だが、実験にはトラブルが続出し、やがて被験者が不足する事態に。こうなったら自分でやるしかない。ジョアンナはみずから死を体験しようと決意するが…。

著者等紹介

ウィリス,コニー[ウィリス,コニー][Willis,Connie]
1945年12月31日コロラド州デンヴァー生まれ。コロラド大学卒業後、教壇に立つ傍ら小説を書きはじめ、1979年発表の短編「デイジー、日だまりの中で」でヒューゴー賞候補。82年から専業作家となり、この年、「見張り」でヒューゴー賞・ネビュラ賞・ローカス賞、「クリアリー家からの手紙」でヒューゴー賞を受賞。以降、“アメリカSF界の女王”として、世界各国で四十を超えるSF賞に輝いている

大森望[オオモリノゾミ]
1961年、高知県高知市生まれ。京都大学文学部文学科卒。翻訳家・評論家
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

うえぴー

15
あ……厚い! しかも上巻。最初から半分以上は、ほとんど脳神経科学の学術書を読んでいるようで(何度もトライアル&エラーの繰り返し)、ちょっと心が折れそうになってきた第1章の最後で、「キタコレーー!」。ちょっとどうなってんのよこれ? と思う間もなく上巻読了。さっそく下巻にまいります。しかし、この物語はどこに向かっているのか、さっぱりわからない。ま、それが面白いんだけれど。2015/09/01

sanosano

13
再読である。ドゥームズデイの解説で恩田さんが「双子みたいな作品だから」って言ってたし、この本の帯では宮部さんが読めって言ってるし。それにしても上巻はしつこい。グルグルグルグル同じことを繰り返しながら、段々フェーズが変わってゆく螺旋階段のよう。ついつい読み飛ばしてしまうんだけど、下巻のためには、ここをしっかり読まねばと自戒しつつ読了。さて下巻へ。2020/05/02

timberbear

2
ヤバイ!止められない!止まらない!明日、朝から用事があって早く起きなくちゃいけないのに、続きが気になって気になってしょうがない。下巻、今から読みたいのを我慢するの、めっちゃしんどいわぁ。2013/02/06

Betty

2
ダラダラした会話が少しダルイ。謎を残した下巻へ2011/07/14

ウシガッパ

1
やっと上巻終わった。 下巻の展開に期待します。 ドクターライトがポケットの中から食べ物を出す件が好きです。2013/07/19

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