ヴィレッジブックス
雨のなかの待ち人―イヴ&ローク〈2〉

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ 文庫判/ページ数 464p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784789720342
  • NDC分類 933
  • Cコード C0197

内容説明

雨に濡れた場末の路上に横たわる女は、無残にも喉を切り裂かれていた。彼女の名前はシシリー・タワーズ。高名な検事だった。なぜ彼女は深夜にこんな物騒な地域を訪れたのだろう?ニューヨーク市警の女警部補イヴはそういぶかった。だが、やがて同様の手口でひとりの女優が殺害され、イヴの疑問は苦悩へと変わった。ふたりの被害者の共通点は、世間に名が知れていることと、大富豪ロークと付き合いがあることだけだったのだ…。『この悪夢が消えるまで』につづく傑作ロマンティック・サスペンス第2弾。

著者等紹介

ロブ,J.D.[ロブ,J.D.][Robb,J.D.]
ロマンス小説の人気作家、ノーラ・ロバーツのもう一つのペンネーム。1950年、メリーランド州シルバースプリング生まれ

小林浩子[コバヤシヒロコ]
英米文学翻訳家
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

absinthe

214
今回、なぜか途中で犯人想像ついてしまった。なぜそっちへ行く!・・・と気が気でなかったが。なるほど。ほとんどイブに非がある言い争いでもしっかりイブの肩を持ってくれるロークの優しさを強調したかったのか。2020/04/09

セウテス

65
イヴ&ロークシリーズ第2弾。事件捜査と二人の関係がどうなるのか、結構ハラハラして読む手が止まらない。イヴの過去が少しずつ明かされるが、本人にも記憶がない部分があったりと、シリーズの謎に期待は高まる。今回イヴ警部補は、優秀と評判であった女性検事の殺害事件を担当する。伏線がきっちり置かれ、論理的に犯人当てを楽しむ作品ではありません。しかし犯人推測は出来ますし、犯人が明らかになる過程や犯人逮捕までの、緊張感ある物語はスピーディーで、頭の中にハッキリとした映像が浮かびます。キャストが、魅力的なのがたいへん良い。2017/03/03

ゆみきーにゃ

60
《購入》シリーズ二作目。イヴとロークの展開にハラハラドキドキしっぱなしであっとゆう間に読み終えてしまった。やっぱりロークがカッコ良すぎる♡ミステリの方も二転三転して最後までワクワクさせてくれる展開で完璧。2015/05/16

あさうみ

48
最新刊を店頭で見かけたので、久しぶりに読もうと思ったら内容忘れていて2巻目読み直し。2巻目にしてもうプロポーズしてたっけ!と驚いたのはそこっていうね(笑)ロマサスいえど犯人に迫る緊張感ある警察小説と近未来的舞台設定はミステリー作品と巻けず劣らず。長く刊行されるのも納得なシリーズ。2019/06/18

ち~

38
一作目を読んでから、ずいぶん経ったけど面白かった!!目覚ましい活躍を見せる女性が連続で殺害される事件が発生。容疑者の家族などに責められるイヴの苦悩もあり、2人のロマンスもサスペンスもタップリ楽しめました。ロークに冷たくされて同居を決意できたイヴと、「出て行け」と言いながら、ちゃっかりドアをロックしていたローク。ホンマこの2人、いいわぁ!そんなイヴだけど、取調室のイヴはカッコ良かった。ラストのもの凄い場面でのプロポーズ、次巻が楽しみです。とりあえず《オートシェフ》が欲しい!2021/07/25

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/556909
  • ご注意事項