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内容説明
両親亡き後、たったひとりで菜園を営む女性ディー・スワンが住む土地は、エンジェル・クリークと呼ばれる小川のおかげで肥沃な谷間だった。自立した暮らしをこよなく愛する彼女にとって、男はまったく不要の存在。しかし、近隣一の牧場の持ち主ルーカスが彼女に近づいてくる。彼の目的はエンジェル・クリークを自分のものにして牧場を発展させること。ディーは断固として彼を拒絶するが、いつしか胸の奥には名状しがたい疼きが…。人気女流作家が西部開拓時代を舞台に描く、めくるめく愛と情熱の世界。
著者等紹介
ハワード,リンダ[ハワード,リンダ][Howard,Linda]
アラバマ州在住。はじめて創作を手がけたのは9歳のときという。これまでに数多くのベストセラーを世に送りだし、米国のロマンス小説部門でさまざまな賞を獲得。本国はもとより日本でも女性読者の熱狂的支持を得ている
林啓恵[ハヤシヒロエ]
英米文学翻訳家
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
rokoroko
14
再読。一人で牧場を切り盛りする女性ディーとお金持ちの娘オリビア。二人の恋愛が面白い。ヒーローが傲慢で個性的。リンダ・ハワードの若い頃の作品かな。2020/06/07
Miyuki_fsog
13
面白かった💞 前半は ヒーローの傲慢さが どーもイラついて😒💤💤 しかし 中盤の《エンジェル・クリーク》が 襲撃される場面からは 手にあせ握る‼️って感じで一気読み📖 それと H/Hも良かったけど オリビアとルイスのカップルもステキだったぁ💞2019/07/20
いっちん
13
傲慢男と強情女ってところかな。リンダの作品って男がいつも手痛い間違いをおかすんだよな~。それも許しがたいような事なのに何故かいつも許されてしまうという…今回はルーカスとディーだけじゃなく、オリビアとルイス、カイルとティリーの3つの恋愛模様を楽しめた。2014/07/14
びわ
13
ヒーローがすっごい俺様で最後まで上から目線なんだけど、ぜんっぜん負けてない頑固で激しいヒロインだった。ラスト間際のヒーローのやったことは最低。ヒロインがやり返したのがさすが…。しかし、激しすぎて疲れた…。ルイスが気に入った〜。レディヴィクトリアを先に読むべきだったのか…。どこにあったかな2013/07/30
あさひ.a
10
美しい西部の大自然が感じられる。ヒロインの気の強さは大地に根付いたものなんだろうな。じゃないと生きていけないから。それにしてもヒーローのやったことは酷い、許すまじ。が、黙ってやられてなかったヒロインナイス。2015/08/19