内容説明
長い戦争が続く強国グリアニアとバルジダンの間に位置し、翻弄される小国ティングル。その中で、最も激しい被害を受けていた国境の村ベルゼーグルに、異世界からふたりの魔人が召喚された。その名は奈津野エリと宮部ユコ―生粋の女子高生だった!小さな人々の住む世界で「魔人様」と崇められながら何の役にも立てず、ふたりは元の世界に帰る手だてもなく不安な日々を送っていた。そんなある日、村に現れた吟遊詩人がグリアニアのアリラ王女にまつわる悲劇を語る。アリラ王女こそが、争いに心を痛めて魔人を召喚した張本人なのだが…。超人気テレビアニメ「STRANGE DAWN」を題材にソニー・マガジンズが贈る完全オリジナル小説、ついに登場。