内容説明
私たちは今、何を求めて漂流しているのだろうか。東日本大震災の後、日本人の心が変わったといわれている。日本人の絆とは何だったのだろう。家族とは、社会とは―これまでの日本の経済社会システムを、失われた日本人の深層心理からみつめる。
目次
1(宗教と文化;「唯一絶対」をめぐる西洋的世界観と東洋的世界観;キリスト教と近代合理主義)
2(孝の思想と文化;日本の社会原理の形成にみる「和」の精神と中庸の思想;日本文化の原型としての「日本的集団主義」と「イエ」)
3(経済社会システムと文化;経営にみる文化;経営における日本的フレキシビリティーとX効果;近代化から戦後の経済政策・企業経営にみる儒学)
著者等紹介
谷口典子[タニグチノリコ]
1943年生まれ。早稲田大学文学部卒業。早稲田大学経済学研究科特別研修生修了。東京大学大学院人文社会系研究科私学研修員。経済学博士。専攻は比較宗教社会学、産業政策・産業組織論。現在、東日本国際大学教授、儒学文化研究所所長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
-
- 洋書
- The Gift



