出版社内容情報
今号の特集は「魔」。現代に潜む魔のありかと魅力を気鋭のユンギアンたちが論じます。1998年夏公開されたアメリカ版ゴジラと日本のゴジラの違いから日本文化を論じた「GODZILLA vs ゴジラ」(京都文教大学・秋田巌)、私たちの身近の「魔」を扱った「暗闇体験における『魔』」(京都大学・原田華)、「普遍的無意識の視点からの『魔』」(甲南大学・横山博)。他に、おとぎ話や家族療法者で著名なヴェレーナ・カースト女史の講演録「アニムス・アニマ――精神的成長と両親からの分離」等、今号も読み応えある内容でお届けします。
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【プシケー終刊のお知らせ】
『 プシケー 25号 ユング心理学と日本人 』 日本ユングクラブ編 (定価1785円 2006)
※本号をもって終刊とさせていただきます。
内容説明
GODZILLAから狂気まで、現代になお生きる「魔」の数々!ユング心理学が解き明かす「魔的なるもの」の脅威と魅力。
目次
随想 ユングと私
特集「魔」
講演録(第2回国際ユング心理学シンポジウム)
BOOK REVIEW
文献